マカンのスペック一覧|馬力・トルク・0-100km/h・最高速度

サーキットに停まるミドルサイズSUVのイメージ

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マカンの馬力や最高速度を調べると、年式やEVかガソリンかで数字がばらばらで、どれを見ればいいのか迷いますよね。

結論から言うと、いま新車で選べるのはEVのマカン エレクトリック(360〜639PS)で、ガソリン版は2.0L直4(265PS)と2.9L V6(380〜440PS)が最後の仕様です。

この記事では、世代ごとのスペックを表にまとめて、どのグレードがどれくらい速いのかを一目で比べられるようにしますね。

目次

マカンのスペックはEVとガソリンで別物です

先に結論

マカンは2代目からEVだけになりました。初代のガソリン版(95B)は2026年7月末で生産終了と報道されています。スペックを見る時は、まず「EVか、ガソリンの何年式か」を決めてから表を見てください。

『マカンってポルシェ製のエンジンなんでしょ?』という疑問もよく見かけます。

ガソリン版のマカンは、アウディQ5と骨格を共有する車です。エンジンもグループ内で共用されているという話がよく出ますが、開発の分担は公式に細かく出ていないので、この記事では断定しません。

ただ、出力の数字は同じエンジンを積む兄弟車とは違い、マカン用に仕立てられています。気になる方はマカンとアウディQ5・Q6 e-tronの関係も見てみてください。

世代動力変速機駆動
2代目(2024年7月〜)電気モーター(100kWh電池・800V)PDKは使わないマカンは後輪駆動、マカン4以上は4WD
初代(2014〜2026年)ガソリンターボ(直4・V6)7速PDK全車4WD

マカン エレクトリック(EV)のスペック一覧

2代目のマカン エレクトリックは5グレードです。数字はポルシェジャパン公式・大手自動車メディアの発表値です。

グレード最高出力最大トルク0-100km/h最高速度車両重量
マカン(RWD)265kW(360PS)563N・m5.7秒220km/h2,240kg
マカン4300kW(408PS)650N・m5.2秒220km/h2,350kg
マカン4S380kW(516PS)820N・m4.1秒240km/h2,360kg
マカンGTS420kW(571PS)955N・m3.8秒250km/h2,420kg
マカン ターボ470kW(639PS)1,130N・m3.3秒260km/h2,420kg

最高出力は、いずれもローンチコントロール時(オーバーブースト)の値です。

ローンチコントロールとは、停止状態から最大の加速を出すための発進モードのことです。普段の走行では、この最高出力より低い出力で走ります。

『ベースのマカンでも5.7秒って、十分速いのでは?』と感じた方もいるはずです。

その通りで、ベースでも一般的なSUVと比べるとかなり速い部類です。マカン 速いと言われるのは、EVのトルクの出方によるところも大きいんです。

マカン エレクトリック5グレードの馬力と0-100km/hを並べた図解
価格との関係

2026年10月時点の価格は、マカン1,070万円、マカン4 1,120万円、4S 1,282万円、GTS 1,419万円、ターボ1,559万円です(メーカー希望小売価格・税込)。

ガソリン版マカンのエンジンと馬力は?(初代後期)

初代の最終仕様(後期・2021年7月〜)は、エンジンが2種類です。マカン V8という仕様はなく、エンジンは直4とV6だけです。

グレードエンジン排気量最高出力燃料タンク
マカン2.0L 直4ターボ1,984cc195kW(265PS)/5,000rpm65L
マカンT2.0L 直4ターボ1,984cc195kW(265PS)/5,000rpm65L
マカンS2.9L V6ツインターボ2,893cc280kW(380PS)/5,200rpm65L
マカンGTS2.9L V6ツインターボ2,893cc324kW(440PS)/5,700rpm75L

変速機は全車7速PDK、駆動は全車4WD、燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)です。

車両重量はマカン1,870kg、T 1,880kg、S 1,960kg、GTS 2,000kgです。EVより300kg以上軽いのが、ガソリン版の大きな特徴ですね。

日本のWLTC燃費は公表値を確認できていないので、この記事では燃費の数字は出しません。実燃費の話はマカンの実燃費にまとめています。

年式で馬力はどう変わった?前期・中期・後期の一覧

ここが大事なところです。中古のマカンは、同じグレード名でも年式でエンジンと馬力が違います。

グレード前期(2014〜2018年目安)中期(2019〜2021年目安)後期(2021〜2026年目安)
マカン(ベース)2.0L直4ターボ 237PS2.0L直4ターボ2.0L直4ターボ 265PS
マカンS3.0L V6ツインターボ 340PS3.0L V6ツインターボ 354PS2.9L V6ツインターボ 380PS
マカンGTS360PS(2015年11月〜)2.9L V6 380PS(2020年1月〜)2.9L V6 440PS
マカン ターボ3.6L V6ツインターボ 400PS2.9L V6ツインターボ 440PS設定なし
ターボ パフォーマンス3.6L V6 440PS(2016年9月〜)なしなし

年式の境界は登録時期で前後するので目安です。中期のベース車の出力は、この記事では確認できた値がないため空欄にしています。

例えば、中古車サイトで「マカンS 2017年式」と「マカンS 2022年式」を見比べると、エンジンも馬力も違う車だと分かります。

『同じSなら同じ性能だと思ってた…』という方は多いです。年式で中身が変わるのが、マカンの中古選びで最初に押さえたいところなんです。

年式ごとの見分け方は初代マカンの前期・中期・後期の違いで詳しく見られます。

初代マカンの年式別エンジンと馬力の変化の図解

いちばん速いマカンはどれ?最高速度と加速で比べる

数字で見ると、いちばん速いのはEVのマカン ターボ(0-100km/h 3.3秒・最高速度260km/h)です。

GTSの馬力を比べると、EVのGTSが571PS、ガソリン後期のGTSが440PSです。同じGTSという名前でも、130PS以上の差があります。

ターボの馬力は、EVが639PS、ガソリン時代は400PS(前期)と440PS(中期・ターボ パフォーマンス)でした。

比べる軸いちばん上いちばん下
最高出力(EV)ターボ 639PSマカン(RWD)360PS
0-100km/h(EV)ターボ 3.3秒マカン(RWD)5.7秒
最高速度(EV)ターボ 260km/hマカン・マカン4 220km/h
最高出力(ガソリン後期)GTS 440PSマカン・T 265PS

EVのGTSとターボは車両重量が同じ2,420kgです。それでも0-100km/hで0.5秒の差が出るのは、出力とトルクの差(571PSと639PS、955N・mと1,130N・m)がそのまま効いているからです。

一方で、4SとGTSの差は0.3秒です。価格差は137万円なので、加速の差にどこまで払うかで選び方が変わりますね。

ガソリン版の0-100km/hと最高速度は、この記事で確かめられた値がないので載せていません。カタログ値は年式とオプションで変わるので、車両の諸元表で確かめてみてください。

スペックで選ぶ時の目安
  • 普段使い中心なら、EVはマカン、ガソリンは2.0Lで十分な速さ
  • 高速の合流や追い越しの余裕がほしいなら、EVの4S、ガソリンのS以上
  • 加速を楽しみたいならGTSかターボ
  • 軽さを重視するならガソリン版

雪道の性能はスペックで分かる?

『マカンって雪道に強いの?』と気になる方も多いですよね。

ガソリン版は全車4WD、EVはマカン4以上が4WDです。EVのベースのマカンだけは後輪駆動なので、雪の多い地域では駆動方式を先に確かめておきましょう。

最低地上高は、EVが174〜185mm、ガソリン版が187〜202mmです(未積載)。深い雪道ではガソリン版の方が少し余裕があります。

ただ、雪道の強さはタイヤでほぼ決まります。スタッドレスタイヤを履くことが前提です。

よくある失敗

「4WDだから大丈夫」と夏タイヤのまま雪道に出るのは危険です。マカンは前後でタイヤサイズが違うので、スタッドレスも前後異径で用意する必要があります。

雪道や悪路の話はマカンは雪道に強い?、RWDで困る場面はマカン(RWD)とマカン4の違いで詳しく書いています。

スペック表を見る時に注意したいこと

最後に、数字を読む時のコツをまとめておきますね。

『カタログの馬力が高い方が、普段も速く感じるの?』と思う方も多いですよね。

実は、街中で差を感じやすいのは馬力よりトルクの方です。EVのマカンは止まった状態から大きなトルクが出るので、ベースのマカン(563N・m)でも出足の力強さを感じやすいんです。

一方で、EVはガソリン版より300kg以上重くなります。重さはブレーキやタイヤの減り方にも関わるので、速さの数字だけで選ばない方が後で困りません。

スペック表を読む順番
  1. EVかガソリンかを決める
  2. ガソリンなら年式(前期・中期・後期)を決める
  3. 最高出力がローンチコントロール時の値か確かめる
  4. 航続距離はWLTP値(欧州基準)だと理解して読む

EVの航続距離は、マカンが最大641km、マカン4が最大613km、4Sが最大606km、GTSが586km以上、ターボが最大591kmです(いずれもWLTP値)。充電の時間も含めた話はマカン エレクトリックの航続距離と充電にまとめています。

EVのマカン全体の特徴はマカン エレクトリックとは、グレードの選び方はマカンのグレードの違いで一覧にしています。

新車の買い方はマカンの値引き相場と交渉の順番も参考にしてください。

よくある質問

マカンの馬力はどれくらいですか?

EVのマカン エレクトリックは360〜639PS(ローンチコントロール時)です。ガソリン版の後期は2.0Lが265PS、Sが380PS、GTSが440PSです。

マカンの排気量は何ccですか?

ガソリン版後期は2.0L直4が1,984cc、2.9L V6が2,893ccです。初代前期・中期には3.0L V6や3.6L V6(ターボ)もありました。

マカンの最高速度は?

EVはマカンとマカン4が220km/h、4Sが240km/h、GTSが250km/h、ターボが260km/hです。

マカンにV8はありますか?

ありません。マカンのエンジンは直4とV6だけで、EVはモーターです。

マカンGTSの馬力は?

EVのGTSは571PS、ガソリン後期のGTSは440PS、中期は380PS、前期は360PSです。

まとめ

この記事の要点
  • 2代目はEVだけで、出力は360〜639PS(ローンチコントロール時)
  • EVの0-100km/hは5.7秒(マカン)から3.3秒(ターボ)
  • ガソリン後期は2.0L直4 265PSと2.9L V6 380PS・440PS
  • 同じグレード名でも年式で排気量と馬力が違う
  • マカンにV8・ディーゼル(日本)・MTはない
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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