マカンGTSの価格と性能|EVとガソリンGTSの違い・中古の選び方

EVとガソリンのマカンGTSが並ぶイメージ

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『マカンGTSが気になるけど、EVとガソリンのどっちのGTSを見ればいいの?』と迷っていませんか。

結論から言うと、新車で選ぶならEVのマカンGTS(1,419万円・2026年10月時点)、価格を抑えたいならガソリンのGTSの中古が候補になります。同じGTSでも、中身はまったく別の車なんです。

この記事では、2つのGTSを数字で並べて、ターボとの違いや中古の選び方まで見ていきます。

目次

マカンGTSはどんなグレード?

先に結論

GTSは、マカンの中で「走りに振った仕立て」のグレードです。EVのGTSは2025年10月22日に受注開始、ガソリンのGTSは初代の2015年から2026年まで設定されていました。

ポルシェの「GTS」は、速さだけでなく足まわりや外観までスポーティに仕上げたグレードの名前です。マカンでも、ひとつ上のターボとは違う、運転を楽しむ人向けの位置づけなんです。

マカンGTSの歩みを表にすると、こうなります。

世代日本での登場動力最高出力
初代 前期2015年11月ガソリン V6ツインターボ360PS
初代 中期2020年1月ガソリン V6 2.9Lツインターボ380PS
初代 後期2021年7月ガソリン V6 2.9Lツインターボ440PS
2代目(エレクトリック)2025年10月22日 受注開始前後モーター(EV)571PS(ローンチ時)

年式で出力がかなり違いますよね。中古でガソリンのGTSを探す時は、どの時期のGTSなのかを最初に確かめておきましょう。

EVのマカンGTSの価格と性能は?

まずは新車で買えるEVのGTSです。

項目マカンGTS(エレクトリック)
価格(2026年10月時点・税込)14,190,000円
受注開始時の価格13,960,000円(2025年10月)
駆動方式4WD
最高出力(ローンチ時)571PS(420kW)
最大トルク955N・m
0-100km/h3.8秒
最高速250km/h
航続距離(WLTP)586km以上
車両重量2,420kg
全高1,610mm
荷室(後席使用時)476L
タイヤ(標準)前255/45R21・後295/40R21

出典はポルシェジャパン公式と価格.comの掲載値です。航続距離は欧州のWLTP値で、日本の急速充電では最大150kW、10%から80%まで約33分が目安です。

スポーツクロノパッケージは標準です。車高はほかのEVグレードより10mm低く、21インチの大きなタイヤを履いています。

『その分、使い勝手は落ちる?』と気になりますよね。荷室は476Lと、4Sの540Lより小さくなります。荷物の多い方は、実車で一度確かめておくと安心です。

EV版全体の特徴はマカン エレクトリックとはにまとめています。

ガソリンのマカンGTSはどう違う?

次に、初代のガソリンGTSです。新車は在庫車が中心で、2026年7月末で生産終了と報道されています。

比べるところマカンGTS(EV)マカンGTS(ガソリン・後期)
価格1,419万円(2026年10月時点)1,339万円(最終の希望小売価格)
動力前後モーター2.9L V6ツインターボ
最高出力571PS440PS
変速機なし(EV)7速PDK
車両重量2,420kg2,000kg
全長×全幅4,785×1,940mm4,730×1,925mm
全高1,610mm1,600mm
最小回転半径6.1m5.6m
荷室(後席使用時)476L488L
タイヤ(標準)前255/45R21・後295/40R21前265/40R21・後295/35R21
自動車税(年額)25,000円50,000円
燃料電気無鉛プレミアム(ハイオク)・タンク75L

ここが大事なところです。速さはEVが上ですが、軽さと小回りはガソリン版が上なんです。

ガソリンのGTSは2,000kgと、EVより420kg軽くなっています。V6エンジンの音や、PDKで変速する感覚が好きな方には、こちらのほうが合うかもしれません。

燃費について

ガソリン版GTSの日本のWLTCモード燃費は、公表値を確認できていません。そのためこの記事では「何km/L」とは書きません。燃費はオーナーの使い方で幅が大きく、ハイオク仕様で燃料タンクは75Lです。

EVのマカンGTSとガソリンのマカンGTSを比べた図解

マカン ターボとGTSの違いは?

『ターボとGTS、どっちが上なの?』という疑問もよく聞きます。

EVでは、ターボが最上級、GTSがその下です。並べるとこうなります。

項目マカンGTS(EV)マカン ターボ(EV)
価格(2026年10月時点)1,419万円1,559万円
最高出力571PS639PS
最大トルク955N・m1,130N・m
0-100km/h3.8秒3.3秒
最高速250km/h260km/h
航続距離(WLTP)586km以上最大591km
標準タイヤ21インチ20インチ

差額は140万円です。ターボのほうが速いのに、標準タイヤはGTSのほうが大きいんです。

つまり、ターボは「いちばん速くて快適な最上級」、GTSは「走りの手ごたえに寄せた仕立て」と考えると分かりやすいですよ。

ガソリン時代は少し事情が違います。初代のターボは前期・中期だけで、後期で廃止されました。後期のGTSの440PSは、中期のターボ(2.9L・440PS)と同じ数字です。

ターボの詳しい話はマカン ターボの記事にまとめています。

EVのGTSが向いている人は?

例えばこんな会話はよくあります。

「速さはほしいけど、ターボまではいらないかな」
「それならGTSがちょうどいいと思います。スポーツクロノも最初から付いていますよ」

EVのGTSが向いている人
  • 新車で、走りに振ったマカンに乗りたい
  • 自宅か職場で普通充電ができる
  • 21インチのタイヤと少し硬めの乗り味が苦にならない
  • 自動車税を抑えたい(年25,000円)

見積もりの考え方や値引きの交渉は、マカンの値引き相場と限界額で詳しく書いています。ひとつ下の4Sとの差はマカン4Sの価格と性能で比べています。

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マカンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、マカンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

ガソリンのGTSを中古で選ぶには?

『ガソリンのGTSを中古で探したい』という方も多いはずです。

中古のGTSは、年式で出力も装備も変わります。まず、どの時期の個体かを見分けましょう。

年式の目安通称出力見分けのヒント
2015〜2018年初代前期360PSテールランプが左右に分かれている
2019〜2021年初代中期380PS(V6 2.9L)テールランプが横一文字のLED
2021〜2026年初代後期440PS(V6 2.9L)センターコンソールがタッチ式

年式の境目は登録時期で前後するので、あくまで目安です。車検証の型式と初度登録年月で確かめてみてください。

中古のGTSで確認したいこと
  • 冷却水漏れやウォーターポンプの交換歴
  • トランスファー(前輪へ力を送る装置)やPDKの不具合の記録
  • 整備記録簿があり、定期点検を受けてきたか
  • 21インチタイヤの残り溝(前後で別サイズのため交換費用が高め)
  • 初度登録から13年を超えると自動車税が重くなる(前期の古い個体)

修理費は症状や部品で大きく変わるので、気になる点は購入前に見積もってもらうのが確実です。

保証を重視するなら、ポルシェ認定中古車(ポルシェ アプルーブド)も選択肢です。保証は12か月、24か月、36か月から選べ、走行距離は無制限になります。

年式ごとの違いは初代マカンの前期・中期・後期の違い、中古選び全体はマカンの中古車の選び方で詳しく書いています。

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ガソリンのマカンGTSを年式で見分けるポイントの図解

GTSの維持費はEVとガソリンで何が違う?

『買ったあと、毎年いくら違うの?』という点も見ておきましょう。

維持費の項目マカンGTS(EV)マカンGTS(ガソリン・後期)
自動車税(年額)25,000円50,000円
重量税の区分2.0t超2.5t以下1.5t超2.0t以下
エネルギー電気(自宅充電が中心)ハイオク(タンク75L)
標準タイヤ前255/45R21・後295/40R21前265/40R21・後295/35R21
保証新車保証3年・走行距離無制限中古は販売店や認定中古車の保証による

自動車税だけで年25,000円の差があります。電気代とガソリン代の差は、走る距離と自宅で充電できるかで大きく変わります。

どちらも21インチの前後異径タイヤなので、タイヤ代は高めに見ておきましょう。前後でサイズが違うので、ローテーションで長持ちさせることもできません。

年間の出費をまとめて知りたい方は、マカンの維持費で内訳を並べています。

新車のEVと中古のガソリン、どっちのGTSを選ぶ?

最後に、2つのGTSをどう選ぶかです。

EVのGTSを選ぶ理由
  • 新車保証(3年・走行距離無制限)のある新しい車
  • 571PS・0-100km/h 3.8秒の速さ
  • 自動車税は年25,000円
ガソリンのGTSを選ぶ理由
  • V6エンジンの音とPDKの変速を楽しめる
  • 2,000kgと軽く、最小回転半径5.6mで小回りが効く
  • 中古なら新車のEVより総額を抑えやすい

どちらが正解ということはありません。毎日の使い方と、何にワクワクするかで選んでみてください。

ほかのグレードもまとめて比べたい方は、マカンのグレードの違いが一覧になっています。後輪駆動のベースモデルが気になる方はマカンとマカン4の違いもどうぞ。

よくある質問

マカンGTSの新車価格はいくらですか?

EVのマカンGTSは2026年10月時点で14,190,000円です。ガソリン版GTSの最終の希望小売価格は13,390,000円(2025年4月改定)で、新車は在庫車が中心です。

マカンGTSの燃費はどれくらいですか?

ガソリン版GTSの日本のWLTCモード燃費は公表値を確認できていません。ハイオク仕様で燃料タンクは75Lです。EVのGTSの航続距離は欧州WLTP値で586km以上です。

マカン ターボとGTSの違いは何ですか?

EVでは、ターボが639PS・1,559万円、GTSが571PS・1,419万円で、差額は140万円です。GTSは21インチタイヤとスポーツクロノ標準など、走りに寄せた仕立てです。

中古のマカンGTSはどの年式がいいですか?

出力を重視するなら440PSの後期(2021年7月以降)、価格を抑えたいなら中期や前期も候補です。年式の境目は登録時期で前後するので、車検証で確かめてください。

マカンGTSの自動車税はいくらですか?

EVのGTSは年25,000円、ガソリンのGTS(2.9L)は年50,000円です。

まとめ

この記事の要点
  • EVのマカンGTSは1,419万円(2026年10月時点)、571PS・0-100km/h 3.8秒
  • ガソリンのGTSは後期で440PS、最終の希望小売価格は1,339万円。新車は在庫車が中心
  • EVは速く、ガソリン版は420kg軽くて小回りが効く
  • ターボとの差額は140万円。GTSは走りに寄せた仕立て
  • 中古のGTSは年式で出力が違うので、車検証と整備記録で確かめる
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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