ポルシェ マカンの維持費は年間いくら?内訳をすべて出す

ガレージに停めたSUVと電卓で維持費を考えるイメージ

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マカンに乗りたい気持ちはあっても、『ポルシェって、買った後にいくらかかるの?』が見えないと踏み出せませんよね。

結論から言うと、マカンの維持費は税金よりも「燃料・電気代」「保険」「タイヤ」「故障の備え」で差がつきます。特にEVのマカン エレクトリックか、ガソリンの初代か、新車か中古かで、年間の出費は大きく変わるんです。

この記事では、年間維持費の内訳を1つずつ数字で出して、どこにお金がかかるのかを見える形にしていきますね。

目次

ポルシェ マカンの維持費は年間いくらかかる?

先に結論

マカンの年間維持費は、駐車場代を除いても数十万円が目安です。税金の差は年1〜2万円台ですが、燃料代・保険・タイヤ・修理の備えで年数十万円の差がつきます。

まず、維持費に入るものを全部並べておきます。どれか1つを見落とすと、思ったより高いと感じる原因になりやすいです。

費用の項目払う時期金額の決まり方
自動車税(種別割)毎年5月ごろ排気量・EVかで固定
燃料代・電気代毎月走る距離と単価
任意保険毎年等級・年齢・車両保険の有無
車検(重量税・自賠責を含む)新車3年後、以降2年ごと法定費用+整備内容
点検・オイル交換毎年が目安販売店か専門店か
タイヤ数年ごと前後異径の20〜21インチが中心
ブレーキ・消耗品走行距離しだい走り方で大きく変わる
駐車場毎月地域しだい

『高級車だから、税金がすごく高いんでしょ?』と思っている方も多いはずです。

実は、マカンの税金はそこまで極端ではありません。排気量は2.0Lと2.9Lが中心で、EVは一律の年額です。お金がかかるのは、むしろ走らせるための費用の方なんです。

マカンの年間維持費の内訳を示した図解

自動車税はEVとガソリン版でいくら違う?

自動車税は、マカンのどのタイプに乗るかで決まります。金額は毎年同じなので、いちばん読みやすい費用です。

タイプ排気量自動車税(年額)重量税の区分
マカン エレクトリック(2代目・全グレード)電気自動車25,000円2.0t超2.5t以下
ガソリン マカン・マカンT(初代後期)2.0L(1,984cc)36,000円1.5t超2.0t以下
ガソリン マカンS・GTS(初代後期)2.9L(2,893cc)50,000円1.5t超2.0t以下
初代前期・中期のターボ3.6L66,500円1.5t超2.0t以下

2.0Lの36,000円は2019年10月以降に登録した場合です。それより前の登録だと39,500円になります。2.9L・3.0Lも、2019年9月以前の登録は51,000円です。

ここで注意したいのが、13年を超えた車の重課です。初代前期の古い個体は、2014年登録なら2027年以降に税額が上がります。

中古で安い初代前期を狙う方は、この点を頭に入れておきましょう。重量税の免税の扱いなど、細かい計算はマカンの自動車税と重量税で確かめられます。

EVの重量税について

マカン エレクトリックの重量税はエコカー減税の対象ですが、免税になるかは登録した時期で変わります。金額はこの記事では断定しないので、見積書の法定費用の欄で確かめてみてください。

燃料代・電気代はどれくらい?

ここが維持費の中でいちばん差がつくところです。ガソリン版は無鉛プレミアム(ハイオク)指定で、燃料タンクは65L(GTSは75L)あります。

日本のWLTCモード燃費は確認できた値がないので、この記事では燃費の数字を使わずに「給油の回数」で計算してみますね。

使い方ガソリン版(65L)ガソリンGTS(75L)マカン エレクトリック
1回あたり約12,000円約13,900円約2,100円(10%から80%・約70kWh)
月1回の場合(年間)約14.4万円約16.7万円約2.5万円
月2回の場合(年間)約28.9万円約33.3万円約5.0万円

ハイオク1Lあたり185円、電気1kWhあたり30円(自宅充電)と仮定した計算です。ガソリンは空からの満タン給油、EVは10%から80%の充電を1回と数えています。単価は地域と時期で変わります。

『EVの方が、こんなに安いの?』と驚いた方もいるかもしれません。

自宅で普通充電できるなら、電気代はガソリン代よりかなり軽くなります。ただ、急速充電を多く使うと1回あたりの費用は上がりますし、充電器の設置工事費も別にかかります。

燃費がどれくらいなのか、自分の車で測る方法はマカンの実燃費で詳しく書いています。

保険と車検はどれくらい見ておく?

任意保険は、マカンの維持費で人によって差がいちばん大きい項目です。車両価格が1,000万円を超えるので、車両保険を付けると保険料はぐっと上がります。

例えば、こんな会話は販売店でよく聞きます。

「車両保険は付けた方がいいですか?」

「ローンや残クレで買うなら、付けておく方が安心ですね。」

項目金額の目安差がつくところ
任意保険(車両保険なし)年数万円〜十数万円等級・年齢・使い方
任意保険(車両保険あり)年十数万円〜30万円以上車両価格・料率・免責額
車検(2年ごと)1回十数万円〜数十万円法定費用+交換する部品

金額は等級・年齢・地域・整備内容で大きく変わる目安です。実際の金額は見積もりで確かめてください。

車検は、新車登録から3年後、その後は2年ごとです。法定費用に加えて、ブレーキやタイヤなどの交換が重なる回は高くなります。

『車検って、毎回同じ金額じゃないの?』という方も多いですよね。マカンの場合、消耗品の交換が重なる回とそうでない回で、金額の差がかなり出ます。

車検の内訳と安くする方法はマカンの車検費用、保険料を下げる方法はマカンの任意保険料で見ていけます。

保険料を見積もる前に用意するもの
  • 今の保険証券(等級と事故の有無)
  • 運転する人の年齢と範囲
  • 買うグレードと車両価格
  • ローン・残クレの有無

タイヤ・ブレーキ・点検の費用は?

マカンは前後で太さが違うタイヤを履いています。前後でローテーションができないので、減り方によっては前後を別々に替えることになります。

グレード前タイヤ後タイヤ
エレクトリック(マカン/4/4S/ターボ・標準)235/55R20285/45R20
エレクトリック GTS255/45R21295/40R21
ガソリン マカン(2.0L)235/55R19255/50R19
ガソリン マカンT・S265/45R20295/40R20
ガソリン GTS265/40R21295/35R21

20インチ・21インチの太いタイヤは、4本替えると数十万円になることもあります。スタッドレスを用意するなら、ホイール込みでさらにかかります。

EVは車重が2,240〜2,420kgと重く、モーターの力も強いので、タイヤの減りは早めに考えておく方が安心です。

ブレーキパッドは、乗り方で交換時期が大きく変わります。EVは回生ブレーキ(モーターで減速して発電する仕組み)を使うので、パッドの減りはガソリン版より穏やかになりやすいです。

時期と費用の目安はマカンのブレーキパッド交換、タイヤの詳しい話はマカンのタイヤサイズと交換費用にまとめています。

よくある失敗

中古で買った直後に、タイヤとブレーキの交換時期が同時に来るケースです。車両価格が安く見えても、納車後すぐに数十万円かかることがあります。購入前に残り溝とパッドの残量を見せてもらいましょう。

点検とオイル交換は、新車保証の間は正規販売店で受ける方が多いです。保証やメンテナンスの考え方はマカンの新車保証とメンテナンスで詳しく書いています。

新車と中古で維持費はどう変わる?

『中古で安く買えば、維持費も安くなるよね?』と考える方もいますよね。

実は、ここが逆になりやすいところなんです。車両価格は下がっても、保証が切れた分の修理費を自分で持つことになります。

新車・新しめの中古
  • 新車保証が登録から3年・走行距離無制限
  • 消耗品の交換時期がまだ先
  • 認定中古車なら12/24/36か月の保証が付く
年式が古い中古
  • 保証が切れていると修理費は全額自己負担
  • タイヤ・ブレーキの交換が重なりやすい
  • 13年を超えると税金が重くなる

初代のガソリン版で話題に上がりやすいのは、ウォーターポンプや冷却水漏れ、トランスファー、PDK、エンジンマウント、オイル漏れです。どれも直すと数万円から数十万円かかることがあります。

中古の維持費を抑えたいなら、ポルシェ認定中古車(ポルシェ アプルーブド)のように保証付きの個体を選ぶ方法があります。111項目のチェックと、走行距離無制限の保証が付くのが特徴です。

何年・何万km乗れるか、走行距離ごとの修理費の目安はマカンの走行距離と寿命で詳しく見ていけます。

年間維持費のモデルケースを出してみる

ここまでの数字を、3つのタイプでまとめてみますね。駐車場代とローンの支払いは含めていません。

項目エレクトリック(新車)ガソリン2.0L(中古)ガソリン2.9L(中古)
自動車税25,000円36,000円50,000円
燃料・電気代(月2回)約5.0万円約28.9万円約28.9万円
任意保険年十数万円〜年十数万円〜年十数万円〜
車検(年あたり)新車3年は不要年数万円〜十数万円年数万円〜十数万円
タイヤ・消耗品の積み立て年数万円〜年数万円〜十数万円年数万円〜十数万円
故障への備え保証期間中は小さい年10万円以上を見ておく年10万円以上を見ておく

燃料・電気代は前の章と同じ仮定で、ガソリンGTSはタンクが75Lなのでさらに上がります。保険・車検・消耗品・故障の金額は使い方と個体の状態で大きく変わる目安です。

こうして並べると、毎年きっちりかかるのは税金と保険、燃料代です。車検とタイヤは「来る年にまとめて来る」ので、月々に割って積み立てておくと慌てません。

EVとガソリン版の年間維持費のモデルケースを比べた図解

『思ったより高いかも』と感じたら、今の車を売った時にいくらになるかも一緒に見ておくと、予算が組みやすくなります。

マカン買いたいドットコム

マカンの値段、先に相場を見ておく

マカンに乗り換える予算を考えるなら、まず今の車にいくら付くかを確かめておくと安心です。一括査定でいくつかの買取店の金額を並べてみて、頭金と維持費の積み立てに回せる額を出してみてください。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

維持費を抑えるにはどうする?

最後に、マカンの維持費を少しでも軽くする方法をまとめておきます。

維持費を抑える順番
  1. 自宅で充電できるならEV、できないならガソリン版と使い方から決める
  2. 中古は保証付きか、整備記録が残っている個体を選ぶ
  3. 保険は車両保険の免責額と運転者の範囲を見直す
  4. タイヤ・ブレーキの交換時期を把握して積み立てる
  5. 保証が切れた後は、正規販売店と専門店で見積もりを比べる

新車で買う場合は、値引きやオプションの選び方で最初の支払いが変わります。交渉の順番はマカンの値引き相場と限界額で詳しく書いています。

維持費まで含めて「このくらいなら払える」と見えてくると、グレード選びもしやすくなりますよ。

よくある質問

ポルシェ マカンの維持費は年間いくらですか?

駐車場代を除いても年数十万円が目安です。税金はEV年25,000円、2.0L年36,000円、2.9L年50,000円で、差がつくのは燃料代・保険・タイヤ・修理の備えです。

マカンの維持費は高いですか?

税金は極端に高くありませんが、1,000万円を超える車両価格のため車両保険が高くなりやすいです。前後異径の大径タイヤや、保証が切れた後の修理費も国産SUVより高めに見ておく方が安心です。

中古のマカンは維持費が安くなりますか?

車両価格は下がりますが、保証が切れていると修理費を自分で持つことになります。認定中古車のような保証付きの個体を選ぶと、出費の読めなさを減らせます。

EVとガソリン版ではどちらが維持費は安いですか?

自宅で普通充電できるなら、電気代と自動車税の分でEVの方が軽くなりやすいです。充電器の工事費や急速充電の利用料は別にかかります。

ガソリン版はレギュラーでも走れますか?

ガソリン版のマカンは無鉛プレミアム(ハイオク)指定です。給油口や取扱説明書の表示に従ってください。

まとめ

この記事の要点
  • 自動車税はEV年25,000円、2.0L年36,000円、2.9L年50,000円
  • 差がつくのは燃料・電気代、保険、タイヤ、修理の備え
  • ハイオク65Lを月2回なら年約28.9万円、EVの自宅充電なら年約5.0万円(仮定の単価)
  • 中古は保証の有無で維持費の読みやすさが変わる
  • 車検とタイヤは月々に割って積み立てておく
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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