ポルシェ マカンのエアコンフィルター・ワイパー交換の手順と注意点

高級SUVのフロントガラスの前に並べたワイパーブレードとエアコンフィルター

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『エアコンをつけると、なんだか車内がにおう』と感じたことはありませんか。

結論から言うと、マカンのエアコンフィルターやワイパーは、手順さえ分かれば自分で替えられる消耗品です。ただ、ヒューズやヘッドライトのように、無理に触らない方がいい場所もあります。

この記事では、自分でできる作業とお店に任せる作業を分けて、手順と注意点を順に見ていきます。

目次

自分でできる作業、お店に任せる作業

まずは、どこまで自分で触ってよいかを確認しておきましょう。

先に結論

ワイパーゴム・ブレードの交換とウォッシャー液の補充は自分でやりやすい作業です。エアコンフィルターは手順を確かめれば可能。ヒューズの点検は取扱説明書の配置図を見ながら、ヘッドライトは販売店に任せるのが安心です。

作業自分でのやりやすさ目安・ポイント
ワイパーゴム・ブレード交換やりやすいサービスポジションにしてから立てる
ウォッシャー液の補充やりやすいボンネット内の補充口に入れる
エアコンフィルター交換手順を確かめれば可能位置は年式で違う。取扱説明書で確認
ヒューズの点検・交換注意して行う配置図で番号と容量を確かめる
ヘッドライトの交換お店に任せるLEDのユニット交換になることが多い
マカンのメンテナンス作業を自分でできるものとお店に任せるものに分けた図解

この表は、マカン エレクトリックとガソリン版のどちらにもほぼ当てはまります。ただ、部品の位置や操作は世代と年式で違うので、手元の取扱説明書と合わせて読んでみてください。

取扱説明書の探し方はマカンの取扱説明書の見方とよく使う設定にまとめています。

エアコンフィルターはいつ替える?

エアコンフィルターは、外から入る空気のほこりや花粉をこし取る部品です。

基本は、定期点検のたびに状態を見てもらい、汚れていれば替えるという考え方です。次のような変化があれば、点検の時期を待たずに替えておきましょう。

交換を考えるサイン
  • エアコンをつけた時に、カビっぽいにおいがする
  • 風量を上げても、前より風が弱く感じる
  • 窓が曇りやすくなった
  • 花粉の季節に車内で目や鼻がむずむずする
  • 前回の交換から時間がたっている、または記録が無い

『においくらいなら、芳香剤でごまかせるのでは?』と思う方もいますよね。

ただ、においの元はフィルターや奥のエアコン部品に付いた汚れなんです。芳香剤では消えないので、フィルターを替えるのがいちばんの近道です。

例えばこんな会話になります。

「中古で買ったマカン、エアコンが少しにおうんです」
「整備記録にフィルター交換が無いなら、まず替えてみましょう」

エアコンフィルター交換の手順

エアコンフィルターの位置は、マカンの世代と年式で違います。最初に取扱説明書か整備記録で、自分の車の場所を確かめておくのが先です。

エアコンフィルター交換の流れ(目安)
  1. 適合するフィルターを用意する(車検証の型式と年式で選ぶ)
  2. エンジン(EVは電源)を切り、エアコンが止まっていることを確認する
  3. 取扱説明書でフィルターの位置とカバーの外し方を確かめる
  4. カバーを外し、古いフィルターの向き(空気の流れの矢印)を見てから抜く
  5. 新しいフィルターを同じ向きで差し込み、カバーを元に戻す
  6. エアコンを動かして、風量とにおいを確かめる
マカンのエアコンフィルターを交換する手順を示した図解

ここが大事なところです。フィルターには空気の流れの向きを示す矢印があります。逆に入れると効きが落ちるので、外す前に向きをスマホで撮っておくと迷いません。

無理にこじらない

内装のカバーは爪で止まっていることが多く、力まかせに引くと割れてしまいます。外し方が分からない時は、定期点検の時に販売店で一緒に替えてもらう方が安心です。

適合品は、車検証の型式で選ぶのが確実です。マカン エレクトリックの型式は「ZAA-H2TA12」などZAA-で始まり、ガソリン版の最終型は「7BA-J1PT」などで始まります。

純正品と社外品、どちらを選ぶ?

フィルターには、販売店で扱う純正品と、カー用品店や通販で買える社外品があります。

純正品の良いところ
  • 形と寸法がぴったり合う
  • 点検の記録と一緒に残せる
  • 選び間違いが起きにくい
社外品で気をつけたいところ
  • 型式・年式の適合を自分で確かめる必要がある
  • 商品によって作りや性能に差がある
  • 合わないと隙間から空気が漏れることがある

社外品には、においを抑える活性炭入りのタイプもあります。においが気になる方は選択肢に入れてみてください。

フィルターを替えても、においが取れない時は

フィルターを新しくしてもにおいが残る時は、奥のエアコン部品(エバポレーター)に汚れやカビが付いている可能性があります。

この場合は、エアコン内部の洗浄を販売店や専門店に相談するのが近道です。市販のスプレーで済ませると、液が奥に残ってしまうことも。

においを防ぐコツは、目的地に着く少し前にエアコン(A/C)だけを切って送風にしておくことです。内部が乾いて、カビが生えにくくなりますよ。

ワイパーの立て方と交換のしかた

『ワイパーを立てようとしたら、ボンネットに当たって上がらない』という方は多いはずです。

マカンは、止まっているワイパーがボンネットの陰に入る位置にあります。そのまま持ち上げるとボンネットやアームを傷めるので、先にワイパーを「サービスポジション」に動かしてから立てます。

ワイパーを立てて交換する流れ(目安)
  1. 取扱説明書の手順で、ワイパーをサービスポジション(立てられる位置)に動かす
  2. アームをゆっくり起こし、ガラスとの間にタオルを挟む
  3. ブレードの付け根のロックを外し、アームからブレードを抜く
  4. 新しいブレードを同じ向きで差し込み、カチッと音がするまで留める
  5. アームを静かに戻し、ワイパーを元の位置に戻す

サービスポジションへの動かし方は、年式でレバーの操作やメニューが違います。操作が分からないまま持ち上げるのは避けておきましょう。

アームを倒す時の注意

ブレードを外したままアームが倒れると、先端でガラスが割れることがあります。作業中はタオルを挟み、アームから手を離さないようにしてください。

ワイパーがビビる(ガタガタ鳴る)時は

ワイパーが「ビビビ」と跳ねるように動く時は、次の順で原因をつぶしていくのが近道です。

考えられる原因対処
ガラスに油膜やワックスが付いているガラス用の油膜取りで拭き上げる
ゴムが硬くなっている・欠けているゴムかブレードを交換する
ガラスに撥水コートを塗っている撥水対応のゴムを選ぶ
適合しないブレードを付けている型式と年式に合うブレードに替える
アームの押さえる力が弱っている販売店で点検してもらう
マカンのワイパーがビビる原因をまとめた図解

実は、ビビりの多くはゴムよりガラスの油膜が原因なんです。新しいゴムに替えても直らない時は、ガラスを一度しっかり拭き上げてみてください。

ウォッシャー液の出し方と補充

ウォッシャー液は、ワイパーのレバーを手前に引くと出るのが一般的です。年式でレバーの操作は違うので、出ない時は取扱説明書の「ワイパーとウォッシャー」のページを見てみてください。

補充は、ボンネットを開けたところにあるウォッシャー液の補充口から入れます。キャップにはガラスとしぶきの絵が描かれていることが多いので、冷却液やブレーキ液のタンクと間違えないようにしましょう。

補充する時の確認
  • キャップの絵で、ウォッシャー液の補充口か確かめる
  • 冬は凍りにくいタイプのウォッシャー液を選ぶ
  • 水だけで薄めすぎない
  • こぼれた液はすぐに拭き取る

『ウォッシャー液の残りが少ないと、何か知らせてくれるの?』と気になりますよね。残りが少なくなるとメーターに表示が出るので、見かけたら早めに足しておきましょう。

ヒューズボックスの場所とヒューズ交換

電装品が急に動かなくなった時、まず疑うのがヒューズです。

マカンのヒューズボックスは1か所ではなく、車内とエンジンルーム(EVは前側の荷室まわりなど)に分かれていることが多いです。正確な位置と、どのヒューズが何につながっているかは、取扱説明書の配置図で確かめてください。

確認すること理由
配置図で番号と容量(A)を確かめる違う容量を入れると、配線を傷めることがある
電源を切ってから抜くショートを防ぐため
切れていたら同じ容量に替える大きい容量に替えるのは厳禁
替えてもすぐ切れる配線の不具合の可能性。販売店で点検する

例えばこんな場面です。

「シガーソケットが急に使えなくなったんです」
「配置図で番号を探して、ヒューズが切れていないか見てみましょう」

ヒューズを抜く時は、ボックスのふたの裏などに付いている専用のピンセット(ヒューズプーラー)を使うと安全です。指や金属のペンチでつまむと、隣のヒューズに触れてしまうことがあります。

ヘッドライトのバルブ交換は自分でできる?

結論から言うと、マカンのヘッドライトは自分で替えるより、販売店に任せる方が安心です。

マカンのヘッドライトはLEDなどのユニット構造が多く、電球だけを差し替える作りになっていない場合があります。ライトの不具合は、ユニットごとの交換や診断機での設定が必要になることもあるんです。

ライトやランプ類の設定と交換の考え方はマカンのライト・ランプ類の交換と設定で詳しく書いています。

新車保証は登録から3年・走行距離無制限です。保証期間中にライトや電装品の不具合が出たら、自分で触らずに販売店に相談しておきましょう。保証の範囲はマカンの新車保証と延長保証で確かめられます。

こうした小さな消耗品も、積み重なると維持費になります。年あたりの出費はポルシェ マカンの維持費は年間いくらかで、長く乗った時の修理費はマカンは何年・何万km乗れるかで見られます。これから買う方はマカンの値引き相場と交渉の順番もどうぞ!

よくある質問

マカンのエアコンフィルターはどこにありますか?

マカンの世代と年式で位置が違います。取扱説明書か整備記録で場所とカバーの外し方を確かめてから作業してください。分からない時は定期点検の時に販売店で替えてもらうのが確実です。

マカンのワイパーはどうやって立てますか?

止まっている位置のままではボンネットに当たるため、先にサービスポジションに動かしてから立てます。操作は年式で違うので、取扱説明書の手順で行ってください。

ワイパーを替えたのにビビりが直りません。

ガラスの油膜やワックスが原因のことが多いです。油膜取りでガラスを拭き上げ、それでも直らなければブレードの適合とアームの状態を販売店で見てもらいましょう。

マカンのヒューズボックスはどこですか?

車内と前側の2か所以上に分かれていることが多く、位置は年式で違います。取扱説明書の配置図で、番号と容量を確かめてから点検してください。

ヘッドライトのバルブは自分で交換できますか?

ユニット構造のライトが多く、電球だけを替えられない場合があります。不具合が出たら販売店に相談するのが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • ワイパー交換とウォッシャー液の補充は自分でやりやすい
  • エアコンフィルターは位置を確かめれば交換できる。矢印の向きに注意
  • ワイパーはサービスポジションにしてから立てる。ビビりはまず油膜を疑う
  • ヒューズは配置図で番号と容量を確かめ、同じ容量に替える
  • ヘッドライトはユニット構造が多く、販売店に任せるのが安心
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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