ポルシェ マカンのライト交換と設定|ヘッドライト・テール・アンビエント

夕暮れにLEDヘッドライトを点けたミドルサイズSUV

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『ヘッドライトが曇ってきた』『アンビエントライトの色を変えたい』など、マカンのライトまわりの悩みは意外と多いですよね。

結論から言うと、マカンのライトは年式によってLEDのユニット交換になることが多く、球だけ替える感覚でいると費用に驚くことがあります。設定で済むことと、交換が必要なことを分けて考えるのが近道です。

この記事では、年式ごとのライトの違いから、交換・LED化の注意、光軸調整、テールランプの外し方、室内の光の設定までお伝えします。

目次

マカンのライトは年式でこんなに違う

まず、自分のマカンがどの世代かで、ライトの作りが変わります。

世代発売の目安ヘッドライトテールランプ
初代 前期(95B)2014〜2018年仕様でキセノン系とLEDがある左右に分かれた形
初代 中期2019〜2021年LEDが中心横一文字につながったLED
初代 後期2021〜2026年LEDが中心横一文字につながったLED
2代目(マカン エレクトリック)2024年7月17日 日本受注開始細いデイライトとメインのライトが上下に分かれた形横一文字のLED
マカンのライトの作りを世代ごとに比べた図解

年式の境目は登録の時期で前後します。オプションでライトの種類が違う個体もあるので、車検証の年式と装備の記録で確かめておきましょう。

前期・中期・後期の見分け方は初代マカンの前期・中期・後期の違いで詳しく見ています。

先に結論

中期以降と2代目は、ライトのほとんどがLEDです。LEDは球だけを替える作りではないことが多く、不具合があればユニットごとの交換になりやすいと考えておきましょう。

ヘッドライトが曇る・ひび割れる時は

『ヘッドライトの内側が曇っている』『表面に細かいひびが入った』という方も多いはずです。

症状考えられる原因対処の目安
表面が黄ばむ・白っぽい表面のコーティングの劣化磨きとコーティングで改善することがある
内側が曇る(水滴)すき間からの湿気の侵入一時的なら様子見、続くなら点検
内側に水がたまるシールの劣化・ひびユニット交換を考える
表面にひび割れ飛び石・劣化深い傷はユニット交換

雨の日や洗車の後に少し曇り、しばらく走ると消えるなら、空気の出入りで起きている場合もあります。ただ、水滴が残り続けるなら、中の部品を傷める前に点検してもらいましょう。

内側の水を放っておかない

ヘッドライトの中に水がたまると、LEDや基板が傷んで点かなくなることがあります。ユニット交換は高額になりやすいので、早めに見てもらう方が結局は安く済みやすいです。

黄ばみ・くすみを自分で手入れする時

表面の黄ばみやくすみなら、市販のヘッドライト用クリーナーやコーティング剤で手入れする方法もあります。

ヘッドライト表面の手入れの流れ(目安)
  1. 洗車して、表面の砂やほこりを落とす
  2. 周りの塗装をマスキングテープで保護する
  3. クリーナーで表面の黄ばみを少しずつ落とす
  4. 水で流して乾かし、コーティング剤を塗る
  5. 決められた時間おいて、しっかり乾かす

ここで気をつけたいのが、削りすぎです。目の粗いやすりで強く磨くと、表面に傷が残って逆に光がぼやけることもあります。

『自分でやってみたけど、すぐ黄ばみが戻った』という声もよく聞きます。コーティングが切れると戻りやすいので、きれいな状態を長く保ちたいなら専門店の施工も選択肢です。

ヘッドライトのユニット交換は、片側でも部品代がかさみやすい作業です。金額は年式とライトの種類で大きく変わるので、見積もりをもらってから決めましょう。

ヘッドライト交換とLED化・後付けの注意

ロービーム・ヘッドライトの交換

初代前期のキセノン系の個体なら、バルブ(球)だけを替えられる場合があります。中期以降や2代目のLEDは、ユニットごとの交換が基本です。

ヘッドライトを外すには、バンパーや周りの部品を外す作業がいる年式が多いです。外し方は年式で違うので、慣れていなければ販売店に任せる方が安心です。

LED化や後付けは慎重に

『古いマカンのヘッドライトをLEDにしたい』と考える方もいますよね。

純正のLEDユニットに替える場合
  • 車検の基準に合わせて作られている
  • 光の向きや明るさが車に合っている
  • 警告灯が出にくい
社外のLEDバルブを入れる場合
  • 光の広がりが合わず、車検に通らないことがある
  • 球切れの警告が出ることがある
  • 対向車をまぶしくさせるおそれがある

特に、キセノン系のライトに社外のLEDバルブを入れると、光の当たり方が変わることがあります。「明るくなった」と感じても、車検の基準に合っているとは限らないんです。

例えばこんな会話になります。

「ネットのLEDバルブ、マカンに付けられますか?」
「付けられても、車検や警告灯の問題が出ることがあります。まず販売店で相談してみましょう」

光軸調整は車検のポイント

ライトを交換した後や、事故・修理の後は、光の向き(光軸)がずれていないかを確かめておきましょう。

マカンには、乗る人や荷物の重さに合わせて光の向きを自動で整える機能を持つ年式があります。それでも、ユニットを付け直した後は、調整のやり直しが必要になることがあるんです。

光軸のずれを確かめる流れ
  1. 対向車にパッシングされる、手前が暗いなど、気になる症状をメモする
  2. ライトの交換や修理をした日付を確かめる
  3. 販売店や整備工場で、テスターを使って光軸を測ってもらう
  4. ずれていれば調整してもらう(車の機器での設定がいる年式もある)

光軸のずれは、車検で通らない理由にもなります。車検の費用と流れはマカンの車検費用の目安でまとめています。

テールランプの交換と外し方

中期以降のマカンと2代目は、テールランプが横一文字につながったLEDです。球だけを替える作りではなく、ユニットの交換が基本です。

テールランプを外す流れ(目安)
  1. 部品番号で、年式に合うユニットを確かめる
  2. リアゲートを開け、内側の内張りやカバーを外す
  3. 固定のナットとコネクターを外す
  4. ユニットを後ろへまっすぐ引き抜く
  5. 新しいユニットを付け、点灯と警告の消灯を確かめる
マカンのテールランプを外して交換する流れの図解

ここが大事なところです。内張りの爪やユニットの取り付け部は割れやすいので、力まかせに引かないようにしましょう。

テールランプが点かない時に、メーターに警告が出ることもあります。表示の意味はマカンの警告灯・警告音の意味と対処で一覧にしています。

ウインカー・ナンバー灯が切れた時

ヘッドライトやテール以外にも、ウインカーやナンバー灯、ブレーキランプなど、小さなライトがたくさんあります。

ライト切れた時に気づくサイン対処の目安
ウインカー点滅が速くなる、メーターに表示年式により球交換かユニット交換
ブレーキランプメーターに表示、後ろの車に教えられる早めに交換(整備不良になる)
ナンバー灯夜にナンバーが暗い小さなユニットの交換が多い
フォグランプ点けても片側が暗い年式と仕様で交換方法が違う

ブレーキランプやナンバー灯が切れたまま走ると、整備不良になってしまいます。メーターに表示が出たら、早めに点検に出しておきましょう。

デイライトの設定とライトを消す操作

『ライトを消したいのに、消えない』と戸惑う方もいますよね。

実は、日本では2020年4月以降の新型車から、暗くなると自動でライトがつくオートライトの装着が義務になっています。そのため、暗い場所でライトを完全に消せない仕様の年式もあるんです。

やりたいことできるかひとこと
オートで点灯させるできる基本はオートのまま使うのがおすすめ
デイライトを消す年式・設定による車両の設定メニューで変えられる場合がある
走行中にライトを消す年式による暗い時は消せない仕様もある
駐車中にライトを消すできるエンジン(システム)を切ると消える

デイライトの設定は、年式によってメーターや画面の設定メニューから変えられます。どこにあるかは取扱説明書で確かめておきましょう。

アンビエントライトとルームランプの設定

室内を照らすアンビエントライトは、中期以降のマカンや2代目で、色や明るさを選べる年式があります。

アンビエントライトを設定する時のポイント
  • センターの画面の「車両」や「照明」に近い設定メニューを探す
  • 色だけでなく、明るさも夜に合わせて下げておく
  • 夜の運転でまぶしいと感じたら、明るさを一段落とす
  • 設定が反映されない時は、一度システムを切って入れ直す

アンビエントライトの有無や選べる色は、年式とオプションで違います。中古で選ぶ時は、装備の記録で付いているかを確かめておきましょう。

ルームランプがつかない時は、まずスイッチの位置とドア連動の設定を見てみてください。ドアを開けても点かない時は、連動がオフになっていることが意外と多いんです。LEDのユニットが傷んでいる場合は、ユニットの交換になります。

ライトの不具合をまとめて相談したい時は

ライトの不具合は、他の電装の不調と一緒に出ることもあります。

バッテリーが弱ると、ライトや電装の警告がまとめて出ることも。マカンのバッテリー上がりと交換も合わせて見てみてください。

故障しやすい箇所の全体像はマカンの故障しやすい箇所と修理費の目安に、初代の定番故障はマカンの定番故障と修理費にまとめています。新車への乗り換えも考える方はマカンの値引き相場と交渉の順番を読んでみてください。

よくある質問

マカンのヘッドライトは自分で交換できますか?

中期以降と2代目はLEDのユニット交換が基本で、バンパーなどを外す作業がいる年式も多いです。慣れていなければ販売店に任せる方が安心です。

ヘッドライトの曇りは直りますか?

表面の黄ばみは磨きとコーティングで改善することがあります。内側に水滴が残り続ける時は、シールの劣化も考えられるので点検してもらいましょう。

社外のLEDヘッドライトを後付けしても大丈夫ですか?

光の広がりが合わず車検に通らない、警告灯が出るといったことがあります。純正のユニットに替えるか、販売店に相談してから決めるのがおすすめです。

マカンのライトを消すにはどうすればいいですか?

駐車中はシステムを切ると消えます。走行中は、暗い時に消せない仕様の年式もあります。デイライトは設定メニューで変えられる場合があります。

アンビエントライトの色は変えられますか?

中期以降や2代目で、画面の設定メニューから色や明るさを選べる年式があります。付いているかは年式とオプションで違います。

ブレーキランプが切れたまま走っても大丈夫ですか?

整備不良になり、後ろの車から気づかれにくくなります。メーターに表示が出たら、早めに交換してもらいましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 中期以降と2代目のライトはLEDが中心で、ユニット交換になりやすい
  • ヘッドライトの内側の水は放っておかず、早めに点検する
  • 社外のLED化は車検と警告灯に注意し、まず販売店で相談する
  • ライト交換や修理の後は、光軸を測ってもらう
  • デイライトやアンビエントライトは、設定メニューで変えられる年式がある
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

マカンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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