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中古車の検索で「ファーストエディション」「シュポルトエディション」という名前を見かけて、『普通のマカンと何が違うの?』と気になっていませんか。
結論から言うと、どちらも2019年夏に初代マカン(中期型)が日本で発売された時の、装備を最初から盛った特別仕様です。エンジンや走りが別物なのではなく、オプションがセットで付いているのが違いなんです。
この記事を読めば、2つのエディションの中身と、中古で選ぶ時にどこを見ればいいかが分かります。
マカン ファーストエディションとシュポルトエディションは何が特別?
ファーストエディションとシュポルトエディションは、2019年に日本で発売された初代マカン中期型の「最初のデリバリー向け」仕様です。中身はガソリン車で、7速PDK・4WDという基本は通常のマカンと同じです。
初代マカン(95B)は、2018年11月から中期型(1回目のマイナーチェンジ)に切り替わりました。テールランプが横一文字のLEDになったのがこの世代です。
この中期型が日本で発売された時、最初に届けられたのが2つの特別仕様でした。報道によると、ファーストエディションは889万2,000円から、シュポルトエディションは916万4,000円からという価格でした。
| 項目 | ファーストエディション | シュポルトエディション |
|---|---|---|
| 登場 | 2019年(初代 中期型の日本発売時) | 2019年(同じタイミング) |
| 当時の価格(報道) | 889万2,000円〜 | 916万4,000円〜959万8,000円 |
| ベース | 初代マカン(ガソリン) | 初代マカン/マカンS(ガソリン) |
| 方向性 | 快適装備を充実させた仕立て | スポーツ寄りの装備を盛った仕立て |
| 変速機・駆動 | 7速PDK・4WD | 7速PDK・4WD |
価格は2019年当時の報道値です。今の新車価格とは関係がないので、中古の値札と比べる時は参考程度にしておきましょう。
『限定車なら、値上がりしているのでは?』と思う方もいるはずです。ただ、この2つは台数を絞った記念モデルというより、発売初期の装備パッケージに近い存在なんです。
ファーストエディションに付いていた装備は?
ファーストエディションは、通常ならオプションで選ぶ装備をまとめて付けた仕様です。報道で挙げられていた主な装備はこちらです。
- 14ウェイ パワーシート
- レザーパッケージ
- スポーツクロノパッケージ
- PASM(電子制御ダンパー)
- 19インチのスポーツホイール
- シートヒーター
- ポルシェ エントリー&ドライブシステム(キーレス)
- コンフォートライティングパッケージ
ここが大事なところです。ポルシェは装備をひとつずつ選ぶ文化なので、同じ年式のマカンでも中身がかなり違います。
ファーストエディションなら、少なくともこのあたりが付いている前提で探せるんです。中古で「装備がそろった個体」を探したい人には分かりやすい目印ですよね。
ただし、販売時に追加のオプションが付いている個体もあれば、仕様が報道と一部違う個体もあり得ます。最終的には車両の装備表や販売店の説明で確かめてみてください。

シュポルトエディションは何が違う?
シュポルトエディションは、ドイツ語で「スポーツ」を意味する名前のとおり、走りの雰囲気を強めた仕様です。
中古車の掲載情報では、スポーツクロノパッケージ、PASM、ドライバーメモリーパッケージ、レザーパッケージ、シートヒーター、BOSEサラウンドサウンドシステムなどが並んでいます。
ベースは2.0Lのマカンだけでなく、マカンS(当時のV6 3.0L)にもシュポルトエディションがありました。価格に幅があるのはそのためです。
| 見分けたいこと | 確認する場所 |
|---|---|
| 2.0LかマカンSか | 車検証の型式・排気量、リアのバッジ |
| 仕様名 | 販売店の装備表・新車時の注文書 |
| パノラマルーフの有無 | 実車の天井、装備表 |
| スポーツクロノの有無 | ダッシュボード上のストップウォッチ型の時計 |
『シュポルトのほうが高いから、走りも速いの?』と聞かれることがあります。
実は、同じエンジンならパワーは通常グレードと同じです。違うのは装備の組み合わせなんです。
マカン エレクトリックにも限定車はある?
マカン エレクトリック(2代目・EV)は、日本では2024年7月17日に予約受注が始まりました。現在のグレードはマカン、マカン4、マカン4S、マカンGTS、マカン ターボの5つです。
2026年10月時点で、マカン エレクトリックの日本向け限定車・特別仕様が出ているかは、この記事では確認できていません。新しい特別仕様が出ることもあるので、正規販売店で聞いてみてください。
EVのグレード構成と価格はマカン エレクトリックの解説でまとめています。ベースのマカンが後輪駆動(RWD)である点など、ガソリン時代と違う部分も多いので、気になる方はマカン(RWD)とマカン4の違いもあわせてどうぞ。
2019年の中期型ってどんなマカン?
特別仕様のベースになった中期型は、初代マカンの1回目のマイナーチェンジ後のモデルです。前期型との違いを知っておくと、中古車の写真でも見分けやすくなりますよ。
| 項目 | 前期型(2014〜2018年が目安) | 中期型(2019〜2021年が目安) |
|---|---|---|
| テールランプ | 左右が分かれたデザイン | 横一文字につながるLED |
| ナビ画面(PCM) | 中期型より小さい | 10.9インチ |
| マカンSのエンジン | V6 3.0Lツインターボ 340PS | V6 3.0L 354PS |
| マカン ターボ | V6 3.6Lツインターボ 400PS | V6 2.9L 440PS |
年式の境目は登録時期で前後するので、あくまで目安です。前期・中期・後期の詳しい見分け方は初代マカンの前期・中期・後期の違いでまとめています。
中期型は、画面が大きくなりスマホとの連携もしやすくなった世代です。特別仕様を選ぶと、その中期型に装備がしっかり付いた状態で手に入るわけですね。
「特別仕様では?」と聞かれることがあります。
マカンTは2022年2月に追加された通常のカタロググレードで、限定車ではありません。
通常グレードと比べて中古で選ぶ価値はある?
結論から言うと、「装備がそろった中期型を探したい」なら選ぶ価値はあります。名前だけで価格が大きく上乗せされている個体は、慎重に見たほうがいいですよ。
- 主要オプションが付いている前提で探せる
- 同年式の素の個体より装備の当たり外れが少ない
- 売る時に装備の説明がしやすい
- 年式は2019年前後なので経年の点検が必要
- 名前だけで相場より高い値付けの個体もある
- 仕様の中身が報道と同じとは限らない
通常グレードと装備で並べるとこうなる
特別仕様の価値を判断する時は、同じ年式の通常グレードと「装備が付いているか」を並べてみるのが分かりやすいです。
| 装備 | 特別仕様 | 同年式の通常グレード |
|---|---|---|
| スポーツクロノパッケージ | 付いている前提(報道ベース) | 個体による |
| PASM | 付いている前提(報道ベース) | 個体による |
| レザーパッケージ | 付いている前提(報道ベース) | 個体による |
| シートヒーター | 付いている前提(報道ベース) | 個体による |
| パノラマルーフ | 仕様で異なる | 個体による |
通常グレードでも、前のオーナーが同じオプションを付けていれば中身はほぼ同じです。そういう個体が見つかれば、名前にこだわらず比べてみる価値がありますよ。
逆に、通常グレードで装備が少ない個体は、価格が安くても後から付けられない装備があります。スポーツクロノやPASMは後付けが難しいと言われるので、欲しい装備は最初から付いている車を選ぶのが近道です。
年式・走行距離・整備記録で値段が動くことが多いです。特別仕様だからといって、リセールで大きく有利になるとは言い切れません。
例えばこんな場面です。
「ファーストエディションだから、ほかより30万円高いです」
「同じ年式で、同じ装備が付いた通常グレードはありますか?」
この一言で、名前代なのか装備代なのかが見えてきます。
中古で特別仕様を買う時のチェックポイント
2019年の中期型は、初代の中でも新しすぎず古すぎない世代です。ただ、登録から年数がたっているので、特別仕様かどうかより先に車そのものの状態を見ておきましょう。
- 車検証で年式・型式・排気量を確かめる
- 装備表や新車時の注文書で仕様名と装備を照らし合わせる
- 整備記録簿でオイル交換や点検の履歴を見る
- 冷却水漏れやウォーターポンプなど、初代で話題になりやすい箇所を聞く
- 保証(認定中古車か一般中古か)の条件を比べる

「シュポルトエディション」の表記だけを信じて、マカンSだと思い込んでしまうケースがあります。2.0LとマカンSでは自動車税も違うので、排気量は車検証で確認しておきましょう。
税金の違いも押さえておくと安心です。
2.0Lのマカンは年36,000円(2019年10月以降の登録)、マカンSのV6は年50,000円(2019年10月以降の登録)です。2019年9月以前の登録だと、それぞれ39,500円・51,000円になります。
初代の故障で話題になりやすい箇所は、ウォーターポンプ・冷却水漏れ、トランスファー、PDK、オイル漏れなどです。修理費は個体と依頼先で大きく変わるので、購入前に記録を見ておくのが近道です。
マカン買いたいドットコム
マカンの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、マカンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
保証を重視するなら、ポルシェ認定中古車(ポルシェ アプルーブド)で探すのも一つの方法です。保証は12/24/36か月・走行距離無制限で、初年度登録から15年までの車が対象になります。詳しくはマカンの認定中古車で比べています。
在庫を条件で絞って見たい時は、中古車ポータルで「年式2019〜2020年」「グレード名」で検索してみてください。同じ装備の通常グレードと並べると、値付けが妥当か判断しやすくなります。
値引きや購入の進め方は、トップのマカンの値引き相場と交渉の順番でまとめています。グレード全体を見渡したい方はマカンのグレードの違い一覧から読むと迷いにくいです。
よくある質問
マカン ファーストエディションはいつ発売されましたか?
2019年夏に、初代マカン中期型の日本発売にあわせて用意されました。報道では889万2,000円からの価格でした。
シュポルトエディションとファーストエディションの違いは?
どちらも装備をまとめた特別仕様です。ファーストエディションは快適装備寄り、シュポルトエディションはスポーツ寄りの装備を盛った仕立てで、マカンSベースもありました。
特別仕様はエンジンのパワーが違いますか?
同じエンジンなら出力は通常グレードと同じです。違いは装備の組み合わせです。
マカン エレクトリックに限定車はありますか?
2026年10月時点で日本向けの限定車は確認できていません。最新情報は正規販売店で確認してみてください。
特別仕様はリセールが高いですか?
装備がそろっている分の評価はされやすいものの、名前だけで大きく上がるとは言えません。年式・走行距離・状態の影響のほうが大きいです。
まとめ
- ファーストエディションとシュポルトエディションは、2019年の初代マカン中期型の日本発売時に用意された特別仕様
- 当時の価格は報道でファーストエディション889万2,000円〜、シュポルトエディション916万4,000円〜959万8,000円
- 中身はオプションのセット化で、エンジン性能は通常グレードと同じ
- シュポルトエディションには2.0LとマカンSの両方があるので、車検証で排気量を確認する
- マカン エレクトリックの日本向け限定車は、2026年10月時点で未確認





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