マカン ターボの価格と性能|EVのターボとガソリン時代のターボ

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「マカン ターボ」と調べると、EVの話とガソリンの話が混ざって出てきて、どれが今のターボなのか迷いますよね。

結論から言うと、いま新車で買えるマカン ターボはEV(マカン エレクトリック)だけです。ガソリンのターボは初代の前期と中期にしかなく、後期で一度なくなっています。

この記事では、世代ごとのターボの価格と性能を表で並べて、新車と中古のどちらで選ぶかを決められるようにしますね。

目次

マカン ターボは今どれのこと?世代で3種類あります

先に結論

「マカン ターボ」は、初代前期(3.6L V6)、初代中期(2.9L V6)、2代目(EV)の3種類があります。初代後期(2021年7月〜)にターボは設定されていません。

『ターボって名前だから、エンジンにターボが付いてるんでしょ?』と思う方も多いはずです。

ガソリン時代はその通りで、V6ツインターボのエンジンを積んだ最上位グレードの名前でした。ポルシェ マカン ツインターボと呼ばれることがあるのはこのためです。

ただ、2代目のマカン ターボはEVなので、エンジンもターボチャージャーもありません。ポルシェが「いちばん速いグレード」に付ける名前として、ターボの名前だけが残っているんです。

世代日本での時期(目安)動力最高出力
初代 前期 ターボ2014年2月〜3.6L V6ツインターボ400PS
初代 前期 ターボ パフォーマンス2016年9月〜3.6L V6ツインターボ440PS
初代 中期 ターボ2019年〜2.9L V6ツインターボ440PS
初代 後期2021年7月〜ターボの設定なしなし
2代目 マカン ターボ(EV)2024年7月17日 受注開始前後2モーター(4WD)639PS

出典: ポルシェジャパン公式・大手自動車メディアの発表値。EVの出力はローンチコントロール時の値です。

例えば、中古車サイトで「マカン ターボ 2017年式」と出てきたら、それは前期の3.6Lターボか、ターボ パフォーマンスのどちらかです。

新車のマカン ターボ(EV)の価格と性能は?

価格の前提

価格は2026年10月時点のメーカー希望小売価格(消費税込・2026年7月9日改定後)です。

いま正規販売店で注文できるのは、EVのマカン ターボです。価格は1,559万円で、マカン エレクトリックの中でいちばん高いグレードになります。

項目マカン ターボ(EV)マカンGTS(EV)マカン4S(EV)
価格1,559万円1,419万円1,282万円
最高出力470kW(639PS)420kW(571PS)380kW(516PS)
最大トルク1,130N・m955N・m820N・m
0-100km/h3.3秒3.8秒4.1秒
最高速度260km/h250km/h240km/h
航続距離(WLTP)最大591km586km以上最大606km
車両重量2,420kg2,420kg2,360kg

出典: ポルシェジャパン公式・価格.com。航続距離は欧州のWLTP値です。

GTSとの差額は140万円、4Sとの差額は277万円です。

『0-100km/hで0.5秒の差に140万円か…』と感じた方もいるかもしれません。そう感じるのは自然です。

ただ、ターボの価値は加速だけではないんです。エアサス(アダプティブエアサスペンション)が4Sとターボで標準とされていて、乗り心地の面でも上位に置かれています。標準装備の細部は年式で変わるので、見積もりの時に装備表で確かめておきましょう。

マカン ターボと4S・GTSの価格と性能の差を並べた図解

EVのターボで気をつけたい数字

荷室は後席を使う状態で480L、後席を倒すと1,288Lです。ベースのマカン(540L/1,348L)より少し小さくなっています。

タイヤは標準で前235/55R20、後285/45R20の前後異径です。前後でサイズが違うので、タイヤのローテーションはできません。

ターボ(EV)の見積もり前に確認すること
  • 欲しいオプションを入れた総額でGTSと比べる
  • 自宅に普通充電器を置けるか確認する
  • 荷室480Lで足りるか、普段の荷物で考える
  • 機械式駐車場の重量制限(2,420kg)を確認する

ガソリン時代のマカン ターボはどう違った?

ガソリンのマカン ターボは、初代の発売時から最上位として用意されていました。日本導入時(2014年)の価格は1,066万円です。

前期のターボは3.6L V6ツインターボで400PSでした。macan turbo 3.6と検索されるのはこの年式です。

2016年9月には、出力を440PSまで上げた「ターボ パフォーマンス」が追加されています。海外で「macan turbo performance package」と呼ばれるのがこれに当たります。

中期(2019年〜)になると、エンジンが2.9L V6ツインターボに変わり、出力は440PSです。2019年10月時点の価格は1,252万円でした。

項目前期ターボ前期ターボ パフォーマンス中期ターボ
エンジン3.6L V6ツインターボ3.6L V6ツインターボ2.9L V6ツインターボ
最高出力400PS440PS440PS
変速機7速PDK7速PDK7速PDK
駆動4WD4WD4WD
新車時の価格1,066万円(2014年)不明1,252万円(2019年10月)
燃料ハイオクハイオクハイオク

ちなみに「macan turbo gt」と調べる方もいますが、マカンにターボGTというグレードは確認できません。ターボGTはカイエンにある名前です。

ガソリンのターボを選ぶ良さ
  • V6ツインターボの音と回り方を楽しめる
  • 給油5分程度で長距離を走れる
  • 中古なら新車のEVよりずっと手が届きやすい
気をつけたい点
  • 年式が古く、修理費がかさみやすい
  • 3.6Lは自動車税が年66,500円と高い
  • 燃料はハイオクで、日本の燃費公表値は確認できない

税金と維持費はターボでどれくらい違う?

ここが大事なところです。同じ「ターボ」でも、EVとガソリンで毎年の税金がかなり違います。

車排気量など自動車税(年)
マカン ターボ(EV)電気自動車25,000円
中期ターボ(2.9L)2.5L超3.0L以下50,000円(2019年9月以前登録は51,000円)
前期ターボ(3.6L)3.5L超4.0L以下66,500円(2019年9月以前登録)

自家用乗用車の場合。重量税やエコカー減税の扱いは登録時期で変わるので、車検証と見積もりで確認してください。

さらに、初代前期の古い個体は登録から13年を過ぎると重課の対象になります。2014年登録の車なら、2027年以降が目安です。

『税金だけならEVの方がずっと安いね』と思いますよね。ただ、EVは車両価格が1,559万円と高いので、税金の差だけで総額は逆転しません。

全体の維持費はマカンの維持費の内訳で、税金と保険・タイヤ・車検まで並べています。

よくある失敗

中古のガソリン ターボを本体価格だけで決めてしまい、車検・タイヤ・ブレーキの出費が重なって想定を超えるケースがあります。購入前に整備記録と次の車検までの距離を確かめておきましょう。

中古でマカン ターボを選ぶなら何を見る?

中古のマカン ターボは、ほぼガソリンの前期・中期になります。EVのターボは2024年以降の車なので、中古の数はまだ少なめです。

中古でターボを探す時は、まず「前期の3.6Lか、中期の2.9Lか」を決めると絞り込みが早くなります。前期は自動車税が高く、年式も古くなる分、整備の状態で個体差が大きく出ます。

中期の2.9Lは440PSと出力が高く、年式も新しめです。そのぶん中古の価格も前期より上になりやすいです。

中古の価格は、年式・走行距離・オプションで大きく変わります。具体的な金額は時期と地域でも動くので、条件を決めて在庫を見比べるのがいちばん早いです。

中古のマカン ターボを絞る順番
  1. 前期(3.6L)か中期(2.9L)か、エンジンで年式を決める
  2. ターボ パフォーマンスを含めるか決める
  3. 走行距離と整備記録のある個体に絞る
  4. 認定中古車(ポルシェ アプルーブド)と一般中古を比べる

初代で中古の話題になりやすいのは、ウォーターポンプや冷却水漏れ、トランスファー、PDK、オイル漏れです。

例えば販売店で、こんなやり取りをしておくと安心です。

「整備記録は残っていますか?冷却水漏れの修理歴はありますか?」

「記録簿は全部あります。ウォーターポンプは前回の車検で交換しています。」

修理費は部品と工場で大きく変わるので、気になる箇所はマカンの定番故障と修理費で先に見ておくと話が早いですよ。

中古のマカン ターボを年式で絞る時の確認ポイントの図解

マカン買いたいドットコム

マカンの値段、先に相場を見ておく

条件を決めたら、中古車ポータルで「年式」「走行距離」「認定中古車」で絞り込んで在庫を見比べてみてください。新車のEVターボを考えている方は、正規販売店で見積もりを取り、GTSとの総額差を並べて比べるのがおすすめです。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

EVのターボとガソリンのターボ、どっちを選ぶ?

結論から言うと、新車の保証と最新の速さを取るならEVのターボ、エンジンの音と予算を取るならガソリンのターボです。

こんな方は向いているターボ
新車保証(3年・走行無制限)付きで乗りたいEVのマカン ターボ
0-100km/h 3.3秒の加速を味わいたいEVのマカン ターボ
自宅で充電できるEVのマカン ターボ
V6の音が好き、給油で長距離を走りたいガソリンの中期ターボ
予算を抑えてターボに乗りたいガソリンの前期ターボ

『ターボまでは要らないかも』と思ったら、GTSや4Sも候補になります。グレード全体の違いはマカンのグレードの違いで一覧にしています。

EVのマカンそのものを知りたい方はマカン エレクトリックとは、いちばん安いEVの後輪駆動モデルはマカン(RWD)とマカン4の違いで比べられます。

新車で買う時の値引きの考え方はマカンの値引き相場と交渉の順番を見ておいてください。

よくある質問

マカン ターボの新車価格はいくらですか?

EVのマカン ターボは1,559万円です(2026年10月時点・メーカー希望小売価格・税込)。ガソリンのターボは初代後期で廃止されているので、新車では選べません。

マカン ターボの馬力はどれくらいですか?

EVのターボは639PS(ローンチコントロール時)です。ガソリンは前期3.6Lが400PS、ターボ パフォーマンスと中期2.9Lが440PSでした。

マカン ターボ パフォーマンスとは何ですか?

2016年9月に追加された、前期ターボの出力を440PSまで上げたモデルです。エンジンは前期ターボと同じ3.6L V6ツインターボです。

マカン ターボ GTはありますか?

マカンにターボGTというグレードは確認できません。ターボGTはカイエンにある名前です。

中古のマカン ターボで気をつけることは?

冷却水漏れやウォーターポンプ、トランスファー、PDKの整備歴を記録簿で確かめておきましょう。3.6Lの前期は自動車税が年66,500円で、古い個体は13年超の重課も近づいています。

まとめ

この記事の要点
  • マカン ターボは前期3.6L、中期2.9L、2代目EVの3種類
  • 初代後期(2021年7月〜)にターボの設定はない
  • EVのターボは1,559万円・639PS・0-100km/h 3.3秒(2026年10月時点)
  • 自動車税はEV 25,000円、2.9L 50,000円、3.6L 66,500円
  • 中古は整備記録と冷却系・PDKの履歴を確かめて選ぶ
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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