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『ポルシェだし、税金も相当高いんじゃないの?』と身構えている方は多いですよね。
結論から言うと、マカンの自動車税は年25,000円〜50,000円です。いちばん安いのはEVのマカン エレクトリックで、ガソリン版はエンジンの大きさで36,000円か50,000円に分かれます。
この記事では、グレードと年式ごとの税額を表で並べ、EVとガソリンで10年乗るといくら違うかまで計算します。
マカンの自動車税は年いくら?グレード別の一覧
まずは一番知りたい金額から見ていきましょう。
マカン エレクトリック(全グレード)は年25,000円。ガソリン版のマカン・マカンT(2.0L)は年36,000円、マカンS・マカンGTS(2.9L)は年50,000円です(2026年10月時点・自家用乗用車)。
| モデル・グレード | 排気量・動力 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| マカン エレクトリック(マカン/4/4S/GTS/ターボ) | 電気自動車 | 25,000円 |
| ガソリン版 マカン/マカンT(初代後期) | 2.0L 直4ターボ(1,984cc) | 36,000円 |
| ガソリン版 マカンS(初代後期) | 2.9L V6ツインターボ(2,893cc) | 50,000円 |
| ガソリン版 マカンGTS(初代後期) | 2.9L V6ツインターボ | 50,000円 |

実は、マカン エレクトリックはターボでも4Sでも税額が同じなんです。
電気自動車は排気量が無いので、自動車税はいちばん下の区分になります。出力639PSのマカン ターボでも、360PSのマカンでも、毎年の自動車税は25,000円で変わりません。
一方のガソリン版は、排気量で区分が決まります。同じ2.0LのマカンとマカンTは同額で、V6のSとGTSは一段上がります。
自分のマカンがどれか、車検証で見分ける
『中古で買ったから、どの区分か自信がない』という方もいますよね。
車検証の「型式」を見れば、すぐに分かります。マカン エレクトリックは「ZAA-」で始まり、ガソリン版の最終型は「7BA-」で始まるんです。
| 車検証の型式 | モデル | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| ZAA-H2TA12/H2TA22/H2TB/H2TD/H2TC | マカン エレクトリック(マカン/4/4S/GTS/ターボ) | 25,000円 |
| 7BA-J1PT | ガソリン マカン・マカンT(2.0L) | 36,000円 |
| 7BA-J1NU/J1NUA | ガソリン マカンS/マカンGTS(2.9L) | 50,000円 |
それより前のガソリン版は型式の書き方が違います。その場合は、同じ車検証の「総排気量」の欄で区分を確かめてみてください。
初代(ガソリン)のマカンは年式で税額が変わる?
中古でガソリン版を探している方は、ここが大事なところです。
自動車税は2019年10月に税率が下がりました。そのため、2019年10月より前に初度登録された車は、今も旧税率のままなんです。
| 初代の年式・グレード | 排気量の区分 | 2019年10月より前の登録 | 2019年10月以降の登録 |
|---|---|---|---|
| マカン(2.0L・前期の237PS含む) | 1.5L超2.0L以下 | 39,500円 | 36,000円 |
| マカンS(前期・中期は3.0L、後期は2.9L) | 2.5L超3.0L以下 | 51,000円 | 50,000円 |
| マカンGTS/中期ターボ(2.9L) | 2.5L超3.0L以下 | 51,000円 | 50,000円 |
| 前期ターボ・ターボパフォーマンス(3.6L) | 3.5L超4.0L以下 | 66,500円 | 該当する新車登録は少ない |
『前期のターボって、そんなに高いの?』と思いますよね。
前期のマカン ターボは3.6Lのエンジンなので、ひとつ上の区分になります。中期のターボは2.9Lに小さくなったため、SやGTSと同じ区分です。
排気量と初度登録年月は、車検証にそのまま書いてあります。中古の見積もりをもらったら、車検証の写しで「総排気量」と「初度登録年月」を見ておきましょう。
13年を超えると税金が重くなる
ガソリン車は、新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が重くなります。
マカンの日本導入は2014年なので、早い個体は2027年以降にこの重課の対象に入ってきます。前期の安い中古を長く乗るつもりなら、頭に入れておきたいポイントです。
例えばこんな場面です。
「2014年式のマカンSが安く出ていたんです」
「あと数年で13年を超えるので、税金が上がる時期も計算に入れておきましょう」
重量税はどの区分になる?車両重量で比べる
重量税は車検のときにまとめて払う税金です。こちらは排気量ではなく、車両重量で決まります。
| モデル・グレード | 車両重量 | 重量税の区分 |
|---|---|---|
| ガソリン マカン | 1,870kg | 1.5t超2.0t以下 |
| ガソリン マカンT | 1,880kg | 1.5t超2.0t以下 |
| ガソリン マカンS | 1,960kg | 1.5t超2.0t以下 |
| ガソリン マカンGTS | 2,000kg | 1.5t超2.0t以下 |
| エレクトリック マカン | 2,240kg | 2.0t超2.5t以下 |
| エレクトリック マカン4/4S | 2,350kg/2,360kg | 2.0t超2.5t以下 |
| エレクトリック GTS/ターボ | 2,420kg | 2.0t超2.5t以下 |

ここで逆転が起きるんです。
EVは大きな電池を積んでいる分、ガソリン版より350kg前後重くなります。区分だけを見ると、重量税はエレクトリックの方が一段上です。
ただ、電気自動車はエコカー減税の対象です。新車登録の時期によって免税や減税の扱いが変わるため、実際の負担額は登録時期で確かめる必要があります。
「EVは重量税がかからない」と言い切る情報もありますが、減税の扱いは制度の改正や登録時期で変わります。中古のエレクトリックを買う時は、次の車検で重量税がいくらになるかを販売店に確認しておきましょう。
重量税の金額は、国土交通省の「自動車重量税額照会サービス」で、車検証の情報を入れると調べられます。
重量税はいつ、どうやって払う?
重量税は、毎年届く納税通知で払うものではありません。新車登録の時と、車検を受ける時に、次の車検までの分をまとめて払います。
ふだんは車検の見積もりの「法定費用」の中に入っているので、気づきにくい税金なんです。車検の費用の内訳はマカンの車検費用の目安と安く抑えるコツで詳しく見られます。
例えばこんな会話になります。
「車検の見積もりの、この重量税って毎年払うものですか」
「いいえ、次の車検までの分をここでまとめて払う形です」
EVとガソリンで、10年の税金はいくら違う?
『毎年の差はわずかでも、長く乗ると効いてくるのでは?』と気になる方もいるはずです。
自動車税だけで、10年乗った場合の合計を出してみました(税率が今のまま続いたと仮定)。
| 比べる組み合わせ | 1年の差額 | 10年の差額 |
|---|---|---|
| エレクトリック(25,000円)とガソリン2.0L(36,000円) | 11,000円 | 110,000円 |
| エレクトリック(25,000円)とガソリン2.9L(50,000円) | 25,000円 | 250,000円 |
| ガソリン2.0L(36,000円)とガソリン2.9L(50,000円) | 14,000円 | 140,000円 |

結論から言うと、税金だけで車選びが変わるほどの差ではありません。
マカンの車両価格は、エレクトリックで1,070万円〜1,559万円です(2026年10月時点のメーカー希望小売価格)。10年で25万円の差は、グレード差やオプション1つ分より小さいんです。
ただ、ガソリン版で13年を超える古い個体を選ぶと話は変わります。税金の重課に修理費が重なる時期でもあるので、マカンは何年・何万km乗れるかもあわせて読んでおくと安心です。
税金で損しないための確認ポイント
税額そのものは選べませんが、払うタイミングや中古購入時の扱いでは差が出ます。
- 車検証の「総排気量」と「初度登録年月」を確認する
- ガソリン版は13年を超える時期を計算しておく
- 年度の途中に登録する時は、自動車税の月割り分が見積もりに入っているか確認する
- 中古のエレクトリックは、次の車検時の重量税の扱いを販売店に聞いておく
- 4月1日時点の持ち主に1年分の自動車税がかかることを覚えておく
『売るタイミングでも税金は関係あるの?』と思うかもしれません。
自動車税は4月1日時点の持ち主にかかります。3月中に手放せば、新しい年度の納税通知は来ません。売却を考えているなら、年度末より前に動いておくのも一つの手です。
例えばこんな会話になります。
「4月に入ってから売ったら、税金はどうなりますか」
「1年分の納税通知が届きます。買取の時に未経過分の扱いを確認しておきましょう」
税金以外の維持費はどれくらいかかる?
税金はマカンの維持費の中では、比較的読みやすい項目です。
実は、マカンの維持費で大きく振れるのは、タイヤ・保険・修理費のほうなんです。とくに前後で太さの違う20〜21インチのタイヤは、交換時の出費が目立ちます。
- 自動車税(年25,000円〜50,000円)
- 重量税(車検ごと)
- 自賠責保険(車検ごと)
- タイヤ・ブレーキの交換費
- 任意保険料
- 保証が切れた後の修理費
全部の費用を年額で並べた一覧はポルシェ マカンの維持費は年間いくらかにまとめています。
新車保証は登録から3年・走行距離無制限です。保証が切れた後の出費をどう備えるかはマカンの新車保証と延長保証で詳しく書きました。
そもそも、どのグレードをいくらで買えるかによって、総額の見え方は変わります。購入前ならマカンの値引き相場と交渉の順番から読んでみてください。
よくある質問
マカン エレクトリックの自動車税はいくらですか?
全グレード年25,000円です(2026年10月時点・自家用乗用車)。電気自動車は排気量が無いため、マカンでもマカン ターボでも同じ額になります。
ガソリンのマカンSとマカンの自動車税はどれくらい違いますか?
初代後期の場合、2.0Lのマカンは年36,000円、2.9LのマカンSは年50,000円で、差は年14,000円です。2019年10月より前に初度登録された車は旧税率になります。
前期のマカン ターボの自動車税はいくらですか?
3.6Lエンジンのため3.5L超4.0L以下の区分で、2019年10月より前の登録なら年66,500円です。中期のターボは2.9Lなので年50,000円か51,000円の区分です。
マカン エレクトリックは重量税がかかりませんか?
エコカー減税の対象ですが、免税や減税の扱いは登録時期で変わります。車両重量は2,240〜2,420kgで2.0t超2.5t以下の区分なので、次の車検での金額は販売店で確認するのが確実です。
13年を超えたマカンは税金が上がりますか?
ガソリン車は新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が重くなります。マカンは2014年に日本導入されたので、早い個体は2027年以降に対象になります。
まとめ
- マカン エレクトリックの自動車税は全グレード年25,000円
- ガソリン版は2.0Lが年36,000円、2.9LのS・GTSが年50,000円(2019年10月より前の登録は旧税率)
- 前期ターボ(3.6L)は年66,500円の区分
- 重量税はガソリン版が1.5t超2.0t以下、エレクトリックが2.0t超2.5t以下。EVの減税は登録時期で確認する
- 自動車税の差は10年で11万〜25万円。車選びを左右するほどではない





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