ポルシェ マカンのバッテリー上がりと交換|アイドリングストップとの関係

ガレージに停めたSUVと維持充電器

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『久しぶりに乗ろうとしたら、エンジンがかからない』という経験はありませんか。

結論から言うと、マカンは電気をたくさん使う車なので、乗らない日が続くとバッテリーが上がりやすいんです。交換は「電池を載せ替えるだけ」ではなく、車への登録作業がいる年式が多いのも注意点です。

この記事では、上がった時の対処、交換の目安と費用の考え方、アイドリングストップとの関係までお伝えします。

目次

マカンのバッテリーが上がる主な原因

マカンは、キーを持って近づくだけで鍵が開く機能や、停車中も動く電子機器が多い車です。エンジンを止めている間も、少しずつ電気を使っているんです。

バッテリーが上がりやすい使い方
  • 週に1回も乗らない日が続いている
  • 近所の買い物など、10分ほどの短い距離ばかり走る
  • ドラレコの駐車監視を長時間使っている
  • ライトや室内灯、半ドアのまま一晩おいてしまった
  • 前回の交換から年数がたっている、または交換歴が分からない
マカンのバッテリーが上がりやすい使い方をまとめた図解

『そんなに乗らないのに、なぜ減るの?』と思いますよね。実は、乗らない時ほど充電されないまま電気だけが出ていくので、上がりやすくなるんです。

例えばこんな会話はよくあります。

「冬に2週間乗らなかったら、まったく反応しなくて」
「寒いとバッテリーの力も落ちますからね。乗らない時期は充電器があると安心ですよ」

バッテリーが上がった時の対処

エンジンがかからない時は、まず本当にバッテリーかどうかを見ておきましょう。

キーの電池切れでも、車が反応しないことがあります。ドアの解錠やメーターの表示が普段どおりなら、キー側を疑ってみてください。手順はマカンのスマートキー電池交換の手順にまとめています。

バッテリーが上がった時の流れ
  1. メーターや室内灯がつくか、ドアの解錠ができるかを確かめる
  2. ライト類やエアコンなど、電気を使うものをすべて切る
  3. ロードサービス(任意保険の付帯サービスやJAF等)に連絡する
  4. 救援車とつなぐ場合は、取扱説明書の救援用端子の位置を確かめる
  5. かかったら、すぐに止めずにしばらく走って充電する
  6. 何度も上がるなら、販売店でバッテリーと充電系を点検してもらう

マカンは、バッテリー本体がエンジンルームの見える所に無い年式もあります。その場合は、エンジンルーム内に救援用のプラス端子とアース(マイナス)の場所が用意されています。

つなぐ順番を間違えない

救援用ケーブルのつなぎ方を間違えると、電子機器を傷めることがあります。自信が無い時は、自分でつながずロードサービスに任せる方が安心です。

1度上がったバッテリーは、かかった後も力が弱っていることがあります。数日のうちにもう一度上がるなら、交換の時期と考えてみてください。

バッテリー交換の目安と費用の考え方

『まだ使えるのに、早めに替えるのはもったいない』と感じる方も多いはずです。

バッテリーの寿命は使い方で大きく変わります。一般には3〜5年ほどを目安に、点検で弱りを見ながら替える考え方が多いです。

項目目安・ポイント
交換時期3〜5年ほどが目安(乗り方で前後する)
バッテリーの種類年式に合った規格の品(AGMなど)を選ぶ
交換後の作業車側への登録(設定)が必要な年式が多い
費用本体と作業代で数万円以上になることが多い。依頼先で差が出る
依頼先正規販売店、輸入車に慣れた整備工場
マカンのバッテリー交換の目安と注意点をまとめた図解

ここが大事なところです。マカンは、バッテリーの状態を車が見張って充電を調整しています。新しいバッテリーに替えたら、車に「新品になった」と登録する作業が必要になる年式が多いんです。

登録をせずに使うと、充電の仕方が合わず、新品でも早く弱ってしまうことがあります。カー用品店で替える場合も、登録作業に対応しているかを先に聞いておきましょう。

正規販売店で替える良いところ
  • 年式に合うバッテリーを選んでもらえる
  • 登録作業と電装の点検まで一度に済む
  • 整備記録に残り、売る時にも説明しやすい
自分やカー用品店で替える時の注意
  • 規格違いのバッテリーを選ぶおそれがある
  • 登録作業ができる機器が無いことがある
  • 外す時に設定や記憶が消えることがある

バッテリーを外すと消える設定がある

バッテリーを外すと、車によっては時計やシートの記憶、窓の自動開閉の設定などがリセットされることがあります。

交換の前後に確かめておきたいこと
  • ナビやオーディオに暗証番号の設定が無いか
  • シートやミラーの記憶位置をメモしておく
  • 交換後、窓の自動開閉が正しく動くか確かめる
  • 時計や日付がずれていないか見る
  • 警告灯が残っていないかメーターを見る

交換後に窓の自動開閉が効かない時は、窓をいちばん上まで閉めてスイッチを少し引いたままにすると、覚え直すことがあります。手順は年式で違うので、取扱説明書を確かめてみてください。

交換で大事な2つ

マカンのバッテリー交換は、本体の載せ替えより「年式に合う規格選び」と「交換後の登録作業」が大事です。この2つに対応できる依頼先を選びましょう。

維持費全体の中でのバッテリーの位置づけは、マカンの維持費は年間いくら?で見ています。

アイドリングストップとバッテリーの関係

初代マカン(ガソリン車)には、信号待ちでエンジンを止めるアイドリングストップ(オートスタートストップ)があります。

『最近、信号でエンジンが止まらなくなった』という方は、バッテリーが弱っているサインかもしれません。

止まらなくなるのは、車が電気を守っているから

アイドリングストップは、バッテリーに余裕がある時だけ働きます。バッテリーが弱っていたり、エアコンを強く使っていたりすると、車があえてエンジンを止めないんです。

エンジンが止まらない時考えられる理由
毎回止まらなくなったバッテリーの弱り
暑い日・寒い日だけ止まらないエアコンや暖房に電気を回している
走り始めてすぐは止まらないエンジンが温まっていない
スポーツ系の走行モードの時モードによって機能が働かない

アイドリングストップを切りたい時

アイドリングストップは、スイッチで切ることができます。ただ、多くの年式でエンジンをかけ直すたびにオンに戻る作りです。

「止まるたびに再始動するのが気になって」
「スイッチで切れますよ。かけ直すと戻るので、毎回押すことになりますけどね」

なお、マカン エレクトリックはエンジンが無いので、アイドリングストップの機能はありません。

マカン エレクトリックの「バッテリー」は2種類ある

マカン エレクトリック(2代目・2024年7月17日 日本受注開始)で「バッテリー」と言う時は、2種類あるので分けて考えましょう。

種類役割気にすること
駆動用バッテリー(100kWh・800V)モーターを動かし、航続距離を決める劣化の度合いと保証の範囲
12Vの補機バッテリー起動や電装、ドアの解錠などを動かす上がると車が起動できないことがある

実は、EVでも12Vの補機バッテリーが上がると、駆動用バッテリーが満タンでも起動できないことがあるんです。長く乗らない時は、ガソリン車と同じように気をつけておきましょう。

駆動用バッテリーには、新車保証(登録から3年・走行距離無制限)とは別の保証があります。年数と距離の条件は、契約時の保証書で確かめておくのが確実です。

EVの充電の話は別の記事で

自宅充電や急速充電の時間(日本の急速充電は最大150kW・10%から80%まで約33分)は、マカン エレクトリックの航続距離と充電でまとめています。

長く乗らない時にバッテリー上がりを防ぐには

最後に、普段からできる上がり防止をまとめておきます。

バッテリー上がりを防ぐ習慣
  • 週に1回、30分ほど走る日を作る
  • 長く乗らない時期は、車に合ったバッテリー充電器(維持充電器)をつなぐ
  • ドラレコの駐車監視は、時間や電圧で止まる設定にする
  • 降りる時にライト・室内灯・半ドアを見直す
  • 点検のたびにバッテリーの状態を測ってもらう

ドラレコの駐車監視は設定を見直す

ドラレコの駐車監視は、防犯のために便利な機能です。ただ、エンジンを止めている間ずっと電気を使うので、マカンのバッテリーには負担になります。

設定のしかたバッテリーへの負担ひとこと
常時録画を長時間大きい乗らない日が続くと上がりやすい
衝撃を感じた時だけ録画小さめ防犯と電池のバランスが取りやすい
電圧が下がったら自動で止める小さめ上がり防止にいちばん効く設定
録画時間に上限を付ける小さめ週末だけ乗る方に向く

「駐車監視を付けてから、よく上がるようになって」
「電圧で止まる設定にしてみましょう。それだけで変わることが多いですよ」

ドラレコの配線を自分でつなぐと、車側の電気の見張りとかみ合わないこともあります。取り付けは輸入車に慣れたお店に頼むと安心です。

維持充電器は、つなぎっぱなしでも過充電にならないタイプを選ぶと安心です。マカンに使えるかは、販売店か取扱説明書で確かめておきましょう。

バッテリーが何度も上がる時は、充電系や電装の不具合が隠れていることもあります。警告灯が出ているならマカンの警告灯・警告音の意味と対処を、故障の全体像はマカンの故障しやすい箇所と修理費の目安を参考にしてみてください。

初代の定番の故障はマカンの定番故障と修理費で、新車への乗り換えを考える方はマカンの値引き相場と交渉の順番で見ています。

よくある質問

マカンのバッテリーはどれくらいで交換しますか?

一般には3〜5年ほどが目安です。乗る頻度や距離で前後するので、点検のたびに状態を測ってもらい、弱っていれば替えるのがおすすめです。

バッテリー交換は自分でできますか?

作業自体はできても、交換後に車へ登録する作業が必要な年式が多いです。登録用の機器が無いと難しいので、販売店か輸入車に慣れた工場に頼むと安心です。

アイドリングストップが働かないのは故障ですか?

故障とは限りません。バッテリーが弱っている時やエアコンを強く使っている時は、車があえて止めないことがあります。毎回止まらないなら点検してもらいましょう。

マカン エレクトリックもバッテリー上がりはありますか?

12Vの補機バッテリーが上がると、起動できないことがあります。駆動用バッテリーとは別なので、長く乗らない時は気をつけておきましょう。

バッテリーが上がったら何をすればいいですか?

電気を使うものを切り、ロードサービスに連絡するのが安心です。かかった後はしばらく走って充電し、何度も上がるなら点検に出しましょう。

バッテリーを替えたら窓の自動開閉が効かなくなりました。

バッテリーを外すと、窓の動きの記憶が消えることがあります。年式ごとの覚え直しの手順を取扱説明書で確かめ、直らなければ販売店に相談しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • マカンは停車中も電気を使うので、乗らない日が続くと上がりやすい
  • 上がったら電気を切ってロードサービスへ。つなぎ方に自信が無ければ任せる
  • 交換は3〜5年が目安で、交換後の車への登録作業がいる年式が多い
  • アイドリングストップが働かなくなったら、バッテリーの弱りのサイン
  • マカン エレクトリックは駆動用と12Vの2種類のバッテリーを分けて考える
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

マカンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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