マカン エレクトリックの中古は買い?値落ちとバッテリー・保証

ショールームに置かれたマカン エレクトリックの中古車のイメージ

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『新車のマカン エレクトリックは1,000万円超え。中古ならもう少し手が届くかも』と考えている方も多いですよね。

結論から言うと、マカン エレクトリックの中古は「保証が残っていて、バッテリーの状態を書面で確かめられる個体」なら十分に検討する価値があります。日本の受注開始は2024年7月なので、出回っているのは新しい年式ばかりなんです。

ここでは値落ちの考え方と、中古EVならではの確認点を順番に見ていきます。

目次

マカン エレクトリックの中古はもう出回っている?

先に結論

マカン エレクトリック(マカンのEV・電気自動車版)は2024年7月17日に日本で予約受注が始まった2代目です。中古として出ているのは2024〜2026年式の、走行距離が少ない個体が中心です。

初代マカンは2014年から売られていたガソリン車で、中古の台数もたくさんあります。一方でマカン エレクトリックは登場してまだ2年ほどなので、選べる台数は多くありません。

その分、どの車も年式が新しく、新車保証が残っていることが多いんです。ここが中古EVを選ぶうえでいちばん大事なところです。

項目マカン エレクトリック(2代目)ガソリン版マカン(初代)
日本での発売2024年7月17日 予約受注開始2014年(受注開始)
中古の年式2024〜2026年式が中心2014〜2026年式まで幅広い
パワートレイン100kWh電池・800V・モーター2.0L直4ターボ/2.9L V6ツインターボ(後期)
駆動方式マカンはRWD(後輪駆動)、マカン4以上は4WD全車4WD
新車の状況注文できる2026年7月末で生産終了と報道・在庫車中心

出典はポルシェジャパン公式と価格.comの掲載値です。ガソリン版の新車は在庫車が中心なので、注文できるかは正規販売店で確かめておきましょう。

「新古車」はEVにもある?

販売店が登録だけ済ませた、ほとんど走っていない車が「新古車(登録済み未使用車)」として出ることがあります。マカン エレクトリックでも見かけることはありますが、台数は少なめです。

新古車は新車に近い状態で、保証の残りも長いのが利点です。ただ、オプションの組み合わせは選べないので、欲しい装備が付いているかを一つずつ確認しておきましょう。

値落ちはどれくらい?新車価格の改定と中古価格の関係

『EVは値落ちが大きいって聞くけど、マカンもそう?』と気になりますよね。

実は、マカン エレクトリックの中古価格を考える時は、新車価格が何度も上がっていることを先に知っておく必要があります。

グレード日本導入時(2024年7月)2025年8月改定現行(2026年7月改定後)
マカン(RWD)998万円1,038万円1,070万円
マカン41,045万円1,087万円1,120万円
マカン4S1,196万円1,244万円1,282万円
マカンGTS設定なし1,396万円(2025年10月追加)1,419万円
マカン ターボ1,525万円1,541万円1,559万円

メーカー希望小売価格・消費税込で、2026年10月時点の値です。ベースのマカンは導入時から72万円上がりました。

つまり、2024年に998万円で買われた車と、今1,070万円で売られている新車が並ぶわけです。中古の値段を「当時の新車価格から何割下がったか」だけで見ると、判断を誤りやすいんです。

マカン エレクトリックの新車価格の推移と中古価格を見る時の基準を示した図解

値落ち額は「今の新車価格」と並べて見る

中古の相場は時期や地域、仕様でかなり変わるので、ここでは決まった金額を出しません。代わりに、もし中古が新車価格の何割で売られていたら、いくら安くなるのかを計算してみます。

今の新車価格に対する中古価格マカン(RWD)1,070万円の場合マカン4S 1,282万円の場合
9割963万円(107万円安い)1,153.8万円(128.2万円安い)
8割856万円(214万円安い)1,025.6万円(256.4万円安い)
7割749万円(321万円安い)897.4万円(384.6万円安い)

これは実際の相場ではなく、比べるための計算例です。マカン4Sで新車の8割なら、差は約256万円になります。

この差額で「保証の残り」「オプション」「走行距離」をどこまで受け入れるか。そう考えると、中古を選ぶ線が引きやすくなりますよ。

値落ちの話でよくある誤解

EVの中古が安くなりやすいと言われるのは、補助金や電池の不安が絡むからです。ただ、マカンは新車価格そのものが上がり続けているので、一般的なEVの話がそのまま当てはまるとは限りません。

バッテリーは大丈夫?中古EVで確かめること

中古のEVでいちばん不安なのは、やっぱり駆動用バッテリーですよね。

マカン エレクトリックは全グレード100kWhの電池と800Vの仕組みを使っています。年式が新しいので大きく劣化した個体は考えにくいものの、使われ方で差は出ます。

中古のマカン エレクトリックで電池を確かめる順番
  1. 販売店に、駆動用バッテリーの状態(劣化具合)を示す診断結果があるか聞く
  2. 満充電時の表示航続距離を、同じグレードの新車の数字と比べる
  3. 整備記録で、ソフトウェア更新やリコール対応が済んでいるかを見る
  4. 駆動用バッテリーの保証がいつまで、何kmまで残っているかを書面で確かめる
  5. 試乗して、充電口のフタや充電ケーブルの差し込みに不具合がないかを見る

例えばこんな聞き方をすると、話が早く進みます。

「この車のバッテリーの診断結果はありますか?」
「点検の時の記録をお見せできます」

診断結果が出てこない場合は、その場で決めずにほかの個体と比べてみてください。

航続距離の数字はどう見る?

カタログの航続距離は欧州のWLTP値で、マカン(RWD)が最大641km、マカン4が最大613km、マカン4Sが最大606kmです(2024年7月の日本導入時の発表値)。

この数字は試験の条件での値なので、実際に走れる距離は季節やエアコン、速度で短くなります。中古車の表示が少し短くても、それだけで劣化と決めつけないでおきましょう。

急速充電の数字に注意

日本のCHAdeMO急速充電は最大150kWで、10%から80%までが約33分です。海外の記事で見かける最大270kWは欧州の話なので、日本では当てはまりません。

自宅で充電できるかどうかも、中古を選ぶ前に考えておきたいところです。普通充電は最大11kWで、純正の充電器(ウォールボックス)は別売りです。詳しくはマカン エレクトリックの航続距離と充電で見られます。

保証はどう引き継がれる?新車保証と認定中古の違い

『中古で買ったら、保証は付かないの?』と心配な方もいるはずです。

マカン エレクトリックは年式が新しいので、多くの中古車でメーカーの新車保証が残っています。新車保証は登録から3年・走行距離無制限です(ポルシェ公式)。

保証の種類期間・条件中古で買った時
新車保証登録から3年・走行距離無制限残りの期間を引き継げる(手続きは販売店で確認)
駆動用バッテリーの保証8年・16万kmとされる(要確認)残りを引き継げるかを書面で確認
延長保証新車時に加入できる加入しているかを確認
ポルシェ認定中古車の保証12/24/36か月・走行距離無制限認定中古として買えば付く

駆動用バッテリーの保証年数と距離は、公式資料で確かめきれていません。契約前に販売店で、書面で確認しておくのが確実です。

新車保証と認定中古車の保証がどう続くかを示した図解

認定中古車なら何が違う?

ポルシェの認定中古車(ポルシェ アプルーブド)は、111項目の点検をしたうえで、12か月・24か月・36か月の保証が走行距離無制限で付きます。

新車保証の残りが短い個体でも、認定中古車として買えば保証で守られる期間を延ばせるんです。くわしくはマカンの認定中古車は買いかで比べています。

グレードはどれを選ぶ?中古で見るポイント

マカン エレクトリックには5つのグレードがあります。中古で探す時は、新車以上に「何が付いているか」で差が出ますよね。

グレード駆動最高出力(ローンチ時)0-100km/hWLTP航続距離今の新車価格
マカンRWD360PS5.7秒最大641km1,070万円
マカン44WD408PS5.2秒最大613km1,120万円
マカン4S4WD516PS4.1秒最大606km1,282万円
マカンGTS4WD571PS3.8秒586km以上1,419万円
マカン ターボ4WD639PS3.3秒最大591km1,559万円

価格は2026年10月時点のメーカー希望小売価格(税込)、性能は日本導入時の発表値です。

中古のマカン エレクトリックで装備を確かめる項目
  • マカン(RWD)か、マカン4以上の4WDか
  • エアサス(アダプティブエアサスペンション)が付いているか
  • リアアクスルステア(後輪操舵)が付いているか。最小回転半径は6.1mと大きめです
  • ARヘッドアップディスプレイや助手席ディスプレイの有無
  • 普通充電の充電ケーブルや付属品がそろっているか

ここが大事なところです。いちばん下のマカンは後輪駆動なので、雪の多い地域で使うなら4WDのマカン4以上を見ておくと安心です。

ガソリン版マカンの中古とどちらを選ぶ?

『同じ予算なら、ガソリンの中古の方がいいのかな』と迷う方も多いと思います。

予算が同じでも、税金と使い方で向き不向きがはっきり分かれます。

比べる項目マカン エレクトリックガソリン版マカン(後期)
自動車税(年)25,000円2.0Lは36,000円、2.9L V6は50,000円
燃料・エネルギー電気(自宅や急速充電)ハイオク(無鉛プレミアム)
荷室540L+フロント荷室84L488L
最小回転半径6.1m5.6m
全長×全幅4,785×1,940mm4,730×1,925mm
中古の選びやすさ台数が少なく年式が新しい台数が多く年式も幅広い
エレクトリックの中古が向いている人
  • 自宅で充電できる
  • 年式の新しい車に、保証を残して乗りたい
  • 自動車税を抑えたい
ガソリン版の中古が向いている人
  • 自宅で充電できない
  • 長距離をよく走り、給油の手軽さを優先したい
  • 予算を抑えて台数の多い中から選びたい

ガソリン版の中古の選び方はポルシェ マカンの中古車の選び方で、安く売られている理由はマカンの中古はなぜ安い?で詳しく見られます。

新車と比べてから決めたい方は、マカンの値引き相場と交渉の順番も合わせて読むと判断しやすくなりますよ。

マカン買いたいドットコム

マカンの値段、先に相場を見ておく

マカン エレクトリックの中古を、グレード・年式・走行距離で絞って見てみる

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

マカン エレクトリックの中古はいつ頃から出ていますか?

日本の予約受注開始が2024年7月17日なので、中古として出ているのは2024年式以降です。まだ台数は多くありません。

マカン エレクトリックの中古でも新車保証は使えますか?

新車保証は登録から3年・走行距離無制限なので、期間内であれば残りを引き継げることが多いです。引き継ぎの手続きは販売店で確認してください。

中古のマカン エレクトリックのバッテリーは大丈夫ですか?

年式が新しいので大きく劣化した個体は考えにくいものの、使われ方で差は出ます。販売店にバッテリーの診断結果と、駆動用バッテリー保証の残りを書面で見せてもらうと安心です。

中古のマカン エレクトリックは全部4WDですか?

いいえ。ベースのマカンは後輪駆動(RWD)で、4WDはマカン4・4S・GTS・ターボです。

マカン エレクトリックの自動車税はいくらですか?

電気自動車の区分で年25,000円です。ガソリン版の2.0L(36,000円)やV6(50,000円)より安くなります。

まとめ

この記事の要点
  • マカン エレクトリックの中古は2024年式以降で、台数は少なく年式が新しい
  • 新車価格は導入時から上がっているので、値落ちは今の新車価格と並べて見る
  • バッテリーの診断結果と、駆動用バッテリー保証の残りを書面で確かめる
  • 新車保証は登録から3年・走行距離無制限。認定中古なら12〜36か月の保証が付く
  • 自宅で充電できるかどうかで、ガソリン版の中古と向き不向きが分かれる
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

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