ポルシェ マカンのリセール|グレード・色・年式でどれだけ違うか

ショールームに並ぶ2台のSUVのイメージ

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マカンを買う前に『何年か乗って売ったら、いくら戻ってくるの?』と気になりますよね。1,000万円前後の車なので、売る時の差は数十万円から百万円単位になることもあります。

結論から言うと、マカンのリセールは「ガソリン版かエレクトリックか」「グレード」「色とオプション」「走行距離」の4つで大きく変わります。この記事では、それぞれがどう効くのかと、損しにくい選び方をお伝えしますね。

目次

マカンのリセールは高い?低い?

先に結論

マカンはポルシェの中でも台数が多いSUVで、中古の買い手が付きやすい車です。ただ、新車価格が高いぶん値落ちの「額」も大きく、グレードや仕様で差がつきやすいんです。

『ポルシェだからリセールは高いんでしょ?』と思う方も多いはずです。たしかに911のように値落ちしにくいモデルもあります。

ただ、マカンは台数が多い量販モデルです。中古の流通が多いぶん、同じマカンでも「人気の仕様」と「そうでない仕様」で値段がはっきり分かれます。

まずは、元になる新車価格をおさえておきましょう。リセールは「新車価格の何割で売れるか」で考えるからです。

種類グレード新車価格(facts.md)
エレクトリック(2026年10月時点)マカン(RWD)1,070万円
エレクトリックマカン41,120万円
エレクトリックマカン4S1,282万円
エレクトリックマカンGTS1,419万円
エレクトリックマカン ターボ1,559万円
ガソリン(2025年4月の最終価格)マカン871万円
ガソリンマカンT933万円
ガソリンマカンS1,115万円
ガソリンマカンGTS1,339万円

エレクトリックは導入時から値上げが続いています。新車価格が上がると、中古の値段もそれにつられて動くことがあります。マカン(RWD)は2024年7月の998万円から、2026年7月改定で1,070万円になりました。

残価率で考えると、いくら違う?

マカンの残価率は、時期や地域、その時の中古の相場で変わるため、決まった数字はありません。ここでは仮の残価率を置いて、どれくらいの差になるかを計算してみます。

3年後に売る想定新車価格残価率50%の場合残価率60%の場合差
エレクトリック マカン1,070万円535万円642万円107万円
エレクトリック マカン4S1,282万円641万円769.2万円128.2万円
ガソリン マカン871万円435.5万円522.6万円87.1万円
ガソリン マカンGTS1,339万円669.5万円803.4万円133.9万円

この表の残価率は計算のための仮の数字で、実際の相場ではありません。

見てほしいのは、残価率が10ポイント違うだけで、100万円前後の差になることです。車両価格が高いマカンは、ちょっとした仕様の違いが大きな金額になって返ってくるんです。

マカンの残価率が10ポイント違うと売却額がいくら変わるかの図解

ガソリン版とエレクトリック、リセールはどっちが有利?

ここが一番気になるところですよね。

結論から言うと、2026年10月時点ではまだ答えが出ていません。理由はそれぞれにあります。

ガソリン版の強み
  • 2026年7月末で生産終了と報道され、新車で選べる機会が減っている
  • 中古の買い手が多く、相場の動きが読みやすい
  • 年式・グレードの選択肢が多い
エレクトリックの気がかり
  • 2024年に出たばかりで、中古の取引の実績が少ない
  • 新車価格の改定や補助金の変化が相場に響きやすい
  • 駆動用バッテリーの状態を気にする買い手がいる

ガソリン版は、新車で買える機会が少なくなります。そのため「最後のガソリンのマカン」を求める人がいれば、相場を下支えする可能性があります。

ただ、これは見込みで、確かな話ではありません。

エレクトリックは、EV全体の中古相場の影響を受けやすい車です。『バッテリーは大丈夫?』と心配する買い手もいるので、保証の残りや点検の記録が売る時に効いてきます。

EVの中古で見られるポイントはマカン エレクトリックの中古は買いかで詳しく書いています。

グレード・色・オプションで変わるリセール

同じマカンでも、仕様によって中古での人気が分かれます。売る時に評価されやすい仕様を、傾向として表にまとめました。

項目評価されやすい傾向気をつけたい点
グレードガソリンはS・GTSなど人気の仕様上位グレードは値落ちの額も大きい
ボディカラー白・黒・グレー系の定番色個性の強い色は買い手が限られることがある
オプションスポーツクロノ、エアサス、パノラマルーフなどオプション代がそのまま上乗せされるわけではない
内装汚れや傷が少ない明るすぎない色明るい色は使用感が出やすい
ハンドル日本では右ハンドルが主流左ハンドルは好みが分かれる

『好きな色を選びたいけど、リセールも気になる…』という方もいますよね。

実は、色で差が出るのは「買い手がすぐ見つかるかどうか」なんです。定番色は買い手が多いので値段が付きやすく、個性的な色は合う人が見つかるまで時間がかかることがあります。

例えばこんな場面です。「派手な色の方が目立って売れるんじゃないですか?」「好きな人には刺さりますが、店は在庫期間を考えて控えめに値段を付けることがあるんです」というやりとりになりがちです。

色の一覧や人気色はマカンの色は何色ある?全ボディカラー一覧で確かめてみてください。

補足

オプションは「付けた金額」ほどは評価されないことが多いです。リセールを考えるなら、中古で人気の装備に絞って付けるのがおすすめです。必須オプションの考え方はマカンの必須オプションは?でまとめています。

年式と走行距離でどれだけ下がる?

マカンの値段は、年式が古くなるほど、走行距離が延びるほど下がっていきます。とくに区切りのいい距離や、保証が切れるタイミングで下がりやすい傾向があります。

節目起きやすいこと
新車保証の3年(走行無制限)が切れるころ保証付きで売りたい買い手が減る
走行5万km前後消耗品の交換時期が近づき、評価が下がりやすい
走行10万km前後買い手が一気に少なくなる
初代前期の13年超(2027年以降の古い個体)自動車税の重課が始まり、維持費の印象が悪くなる

初代のガソリン版は、前期・中期・後期で中身が違います。後期(2021年7月〜)は2.0Lが265PS、Sが2.9L V6の380PSになり、中古でも人気が集まりやすい年式です。

後期を選んでおくと、売る時にも「新しい方の初代」として見てもらいやすくなります。

年式の違いは初代マカンの前期・中期・後期の違いを読むと、売る時の見え方もつかみやすくなります。

マカンのリセールが下がりやすい年式と走行距離の節目の図解

リセールで損しないために、買う時と売る時にできること

リセールは売る時だけの話ではありません。買う時の選び方で、もう半分は決まっているんです。

損しにくいマカンの持ち方
  1. 中古で人気のグレード・色・装備を選んで買う
  2. 正規販売店で点検を受け、整備記録簿を残す
  3. 保証が残っているうちに売るかどうかを考える
  4. 売る前に複数の買取店で査定をとって比べる

『1社だけで決めちゃったけど、もっと高く売れたのかな…』と後で悩む方は少なくありません。ポルシェは店によって得意不得意があり、査定額に差が出やすい車です。

よくある失敗

下取りの金額だけを見て、新車の値引きと合わせた「実際に払う額」を見ていないこと。下取りと値引きは分けて比べるのがコツです。

買い替えの前に、今のマカンにいくら付くのかを知っておくと、次の車の予算が立てやすくなります。

マカン買いたいドットコム

マカンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、マカンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

年式・走行距離ごとの相場の見方はポルシェ マカンの買取相場でまとめています。新しいマカンの値引きの順番はマカンの値引き相場と限界額で確かめてみてください。

新車で買うか、中古で買うかでリセールの見え方は変わる

『リセールを考えるなら、中古で買った方が得?』と迷う方もいますよね。結論から言うと、値落ちの「額」を小さくしたいなら、ある程度年数のたった中古は選びやすい選択肢です。

新車は、登録した直後から値段が下がり始めます。新車価格が高いマカンは、最初の数年の値落ちの額が大きくなりがちなんです。

買い方良いところ気をつけたい点
新車(エレクトリック)新車保証3年・走行無制限が丸ごと使える最初の数年の値落ちの額が大きくなりやすい
認定中古車(ポルシェ アプルーブド)保証12/24/36か月・走行無制限が付く一般の中古より価格は高めになりやすい
一般の中古(ガソリン版)値落ちの大きい時期を過ぎている整備の記録や故障の履歴をよく見る必要がある

例えばこんな場面です。「新車で買って3年で売るのと、3年落ちを買って3年乗るのは、どっちが安いんですか?」「下がる額だけなら後者が小さくなりやすいですが、保証と修理の費用も足して比べたいところです」という話になります。

認定中古車の保証の中身はマカンの認定中古車は買いかでまとめています。

残クレで買う場合のリセールの考え方

残価設定ローンで買う場合は、ローン会社が決めた「残価」と、実際の相場の差が大事になります。相場が残価より高ければ、売って差額を受け取れる場合があります。

逆に、相場が残価を下回ると、返す時に精算が必要になることもあります。走行距離の上限や、傷の扱いも契約によって違います。

残クレの総支払額の比べ方はマカンの残クレは損か得かで詳しく計算しています。

よくある質問

マカンのリセールは何年目で売るのがいいですか?

新車保証が残っているうちは買い手が付きやすい傾向があります。ただ、相場はその時の中古の需要で変わるので、売る前に複数の査定で確かめるのが確実です。

マカンの残価率はどれくらいですか?

時期・地域・仕様で変わるため、決まった数字はありません。残クレの残価は契約ごとに決まるので、見積もりで確かめてください。

ガソリン版の生産終了でリセールは上がりますか?

上がる可能性はありますが、確かではありません。生産終了の話題だけで判断せず、売る時の相場で決めるのがおすすめです。

エレクトリックのリセールは低いですか?

2024年に出たばかりで、まだ中古の取引の実績が少ない状態です。バッテリーの状態や保証の残りが評価に響きやすいと考えておきましょう。

オプションはリセールに効きますか?

中古で人気の装備は評価されやすいですが、付けた金額がそのまま戻るわけではありません。売る時のことも考えるなら、人気の装備に絞って付けるのがおすすめです。

色でリセールはどれくらい変わりますか?

金額の差は時期で変わります。定番色は買い手が多く、値段が付きやすい傾向があります。

まとめ

この記事の要点
  • マカンのリセールは、種類・グレード・色とオプション・走行距離で変わる
  • 残価率が10ポイント違うと、100万円前後の差になることがある
  • ガソリン版とエレクトリックのどちらが有利かは、まだ答えが出ていない
  • 定番色と人気装備は買い手が付きやすい
  • 売る前は複数の査定をとって、下取りと値引きは分けて比べる
マカン買いたいドットコム

マカン買いたいドットコム 編集部

マカンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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